異世界アラートの使い方(マニュアル)
この解説の中に「簡単」「稼げる」はありません。相場を正しく見るための勉強教材、そして今後トレードしていく際の判断材料として有効活用していただけましたら幸甚です。
アラートは1時間足を中心に証券会社の価格差を含めた多時間軸で計測しています。したがって、展開は1時間足1本1本であるため、長ければ数十時間に及ぶ波にもなります。エントリー後も、逆行しても、それはまだ担がれたと認定するのは早いのです。ゆったり時間をかけて観測していきましょう。
注意事項
・基本的に1時間足および4時間足での観測をおすすめします。
・通知時にエントリーを示唆する要素はございません。
・ゾーンに入ったことをお知らせする通知です。
・ゾーンにいる間は、45分周期で再通知が来ます。（後述する複合アラートは3時間45分で再通知。）
・再通知が何度も来ることはゾーン中にまだ滞在している以外に意味はないので、通知の回数自体は意味がありません。
・いかなる結果についても責任は負いません。自己責任で情報を精査してください。
・正しい情報を心がけておりますが相場の状況によって機能しないことも当然考えられます。
・ネットワーク状況でアラートが遅延したり正常じゃない通知が飛ぶ可能性もあります。受信時の価格をよく見てお使いください。
・土日にアラートがくる場合がありますが、最新の環境に適応するために再計算を行った際に起こる現象です。
・相場や人生に絶対はありません。ままならぬのが人生です。
・よく勘違いする人がいますが、通知の【UP/DOWN】は分析目線なので、ロングかショートか書いているわけじゃありません。
アラート後の各ルートについて
アラートには発生地点を起点に４つのルートを定義しています。あくまで「今回はこのルート！」みたいな正解当てクイズのようなものではなく、出口を想定するための概念なので柔軟に策定を進めてください。
【DOWN】のアラートを受信した！
→ショートを狙うのではなく、ショートの目線で優位性を考えます。
👑Aルート
通称「優秀のA」。
アラート通知後、即アラートの示唆する方向へ動き出す基本ルートです。テーマトレンドじゃない限りは基本的に狙いやすいルートです。流れによっては中期的にそのまま進行するとは限らないため、値幅を欲張らず、なるべく早く利確を狙っていくと良い場面の出口想定となる。
勉強会/異世界アラート初心者の方々は基本どれもこれだと思って試行していくといいと思います。値幅を取ることは本来、不安定な相場では欲ではないので、まずは低ロットでプラスで短くても終えることをしっかり積み重ねる。すると、伸ばせそうなときや、危ない場面の判断がある程度できるようになってきます。
その後、伸びたって、利確したなら「持ち続けるリスク」を減らしたわけで、優秀なトレードとして誇っていいでしょう。
短期的な調整、波形そのものの仕組みを狙う。”短く狙う”という行為は流れがどっちであっても優位性は高い。テーマトレンド状態だと、利確する間もないのでこのルートの弱点と言える。したがって、テーマトレンドを体験し、見切る判断力を養えば、万能の出口に近い。
👑Ｂルート
通称「素直なB」。
Aルートに似ているが、アラート後そのまま大局ごと切り返し、結果的に「逆張りで値幅を取れる」ポジションで入った場合のルートである。ダイバージェンス(建て玉)の偏りが絡むため、このルートは運要素も強い。
「いるかホテルチャネル」を用いて相場の流れと一致することができれば、狙えるかもしれない一番おいしいルートにしていわゆる逆張りが順張りに代わる大局部分。
流れ一致も確認して、デイトレードにおける大局の転換を狙う。この場合、例えば上昇相場の場合は下落相場に変わるため、ショートでも結果的に値幅が取れることとなる。繰り返すが、運要素も絡むので、うまく乗れた時は「素直やんけ///」と相場に感謝するといいかもしれない。
👑Cルート
通称「根性のC」。
アラートユーザーがよく発言する「戻ってくる！」の正体である、建て玉の偏りによる引き戻しで優位性を取るルートで、これを捉えることが異世界アラートの最強の機能です
Aルートで利確を逃しても、テーマトレンドじゃない限り、ほぼ引き戻しが発生する。なのでフィボナッチや値幅で策定した最大の範囲まで余裕で耐えられるロット計算をして入っておくと、意味のない損切りを封じることができて、損を減らせることができる反作用トレードの真価。
そもそも論、建て玉の偏り(=ダイバージェンス)とは、よくネットで載っているオシレーターの逆行現象ではない。だからダイバージェンス、見るにはと検索しても意味はなく、概念としてカモのトレーダーが大勢食われる”テクニカルの転換ポイント/常識と現実のギャップ”みたいなものです。つまり、これが発生したなら、逆行は担がれたわけではなく、ダイバーなう。って感じです。
どうでしょうか。これを事前に突き止めるのが、異世界アラートの最大の機能です。証券会社やアプリケーションの価格差や、波形の違いを除いても他では作ることがまず無理かと思います。これがあるから利用者は「戻ってくる！」という感覚が生まれます。アラートによって引き戻しているのではなく、引き戻す波をアラートが事前察知しているということです。
ちなみにこうした建て玉の偏り(ダイバー)中は、オシレーター逆張り勢が焼かれる局面もあるので、Twitterで相場を検索する人が増えます。「#ドル円」といれてつぶやくと、エンゲージメントがかなり伸びるので、僕がフォロワーを増やしたのも、このタイミングにツイートを狙って行っていた時期です。
引き戻しを事前に特定する(かもしれない)アラート機能を利用して、判断を行ったハイレベルなテクニカルトレード。早く入った人は担がれたと焦ることなく、引き戻しでプラスにするか、いいところで損切りを狙う。これもテーマトレンドは最大の弱点になり、その場合は引き戻しは発生しないので、早めに損切りが必要となる。結局、この部分の判断力に尽きます。
途中からテーマトレンドになることもあるので、要指標や相関を確認する。
👑Dルート
通称「欲張りのD」。
異世界アラートは２つの真価があって、ひとつはCルートを狙うことができる「ダイバー発生地点前にアラート」機能でこれは他の偽アラートなどではほぼ特定不可能。そしてもうひとつは「テーマトレンドであれば押し目特定アラート＝Dルート」としても使えるところ。
多くの人が作ってしまう手法はこうなったら順張りか、こうなったら逆張りしかない。しかし、この考え方が一番の落とし穴で、環境が変わるなかでロングショートを固定した考え方は普通に考えればうまくいかない。
アラートがDOWNで入ったとしても、例えば
・流れが強く上向きである。
・短期的なMAも追従できていない。
・いるかホテルチャネルのポジションが中央付近
・リバースダイバーかもしれない
・テーマトレンドかもしれない
など優位性が見つからなければ「ショートをするべきではない」という意味のアラートとなりますね。ここで上級者は判断を上乗せすれば「この後DOWN＝下がったところで押し目買い」をするアラートとして使えます。つまり、アラートと逆張りのように見えますが相場のことを、誰よりも思いやることで生まれるDルートです。
これがアラートの最強のCルート活用方法を、裏で決定づけるDルートの存在です。
「エントリーをしない」ことに使用できる判断
上級者は流れ不一致や優位性の低さを逆手に取り、”アラート逆張り”も狙えるが、これこそ、押し目や戻り目を利用した基本的なトレンドフォローである。ただし、アラートの特性として、大局を変えるダイバー部分を捉えることが多いため、このルートに入って失敗すれば、引き戻しは得られず大損になるリスクがある。つまり、弱点があるとすれば、個人の欲である。
👑(おまけ)春の息吹
利確後に、エントリーしていた方向にめっちゃ伸びる「異世界でよくある謎現象」。
「これを春の息吹と呼びます」と適当なツイートしたら、定着してしまった。まぁ、これも運が絡む現象なので、上位アラートの有無や流れやツールでバイアスを作って値幅を狙うと負けてしまうので、あくまでも「ポジションを持つ時間＝リスク」は忘れないように。
勉強会では、利確後にめっちゃ伸びることがめちゃくちゃ良くあります。この現象を、春の息吹と呼びます。#嘘です #今週もお疲れさまでした pic.twitter.com/NdzKOODTEX
— はるのゆき_FX (@y_fractal) February 12, 2021
複合アラート
異世界アラートは1時間足視点で観測できる波について分析を行っています(ロジックが1時間ということではない)。ほかにも4時間足視点に基軸においた、さらに大きな局面を通知する上位アラートがあります。これを異世界アラートと照らし合わせて優位性をとる、複合的な使い方が出来ます。あくまで、平行な判断材料なので、これが来たからどうなる、という事ではない。
・デュランダルアラート
ドル円大局アラート。
・サムアラート
ゴールド大局アラート。
・天龍インフィニティアラート
ユーロ/ポンド/オージーなど、大局アラートをショート目線分析開始にチューニングしたアラート。
・沼アラート
ユーロ/ポンド/オージーなど、大局アラートをロング目線分析開始にチューニングしたアラート。
相関/強弱として
異世界アラートは通知が来た通貨以外にも、複合的に使えます。
そのひとつが通貨相関です。為替の通貨ペアはそれぞれがそれぞれに影響を与える場面があります。複数のアラートを受信したときに相関を考えて、アラートの無い通貨でも優位性を考えることもできます。つまり、通知が来た通貨以外にも使えてしまう、ということです。
相関自体は変動するため、エントリー前に検索して直近をみるといいでしょう。
■参考サイト（僕ももちろん使ってます）
https://sayatrade.com/feature/correlation.php
また、通貨の強弱を参考にするとエントリーをさらに優位性があるものにできます。まず、おすすめは「ずば抜けて強い/弱い通貨」を基本触らないこと。もしくは、エントリーする場合それの原因についてしっかり調べることでデイトレードが向上するでしょう。ずば抜けて強い(弱い)なら、何か理由があるかもしれないのでね。
■参考サイト(僕も使ってます)
https://currency-strength.com/
反省/振り返りとして
異世界アラートは、全員共通の通し番号があります。
そして、BUYかSELLかは相場の判断で行われます。つまり、自分がなぜ負けたのか、同じアラートで勝っている人を見て、反省して振り返りに使えます。トレード内容は基本このブログに書いてあることのみでやるようにしていただいているので、僕含め全員完全同一環境です。
インジケーターや一つの証券会社の価格で抽出した偽のアラートやシグナルの類では、通知位置がある意味ランダムなので、意味のある振り返りではなく、ただのカーブフィットになってしまうので不可能です。なので、こうした振り返りや反省を全員共通で出来る異世界アラート環境では、「訓練」が出来るのではないでしょうか。
異世界アラートの機能で「一番の利点」をひとつ挙げるなら。
異世界アラートは、大局であり、節目であり、ポジションが偏り始めるダイバー地点を、証券会社やアプリの価格差や波形の違いを克服して事前察知するという機能になりますが、中でも「一番の利点」を挙げるなら”C
ルート”の存在です。
重複しますが、異世界アラートユーザーはみんな体験している「引き戻す」というなんだかんだ勝ってしまう機能を体験していることと思います。デメリットとしては、それを期待して損切りできなくなることですが、これはもうどうしよもないので、個人で自制していってください。笑 僕も本当に苦戦してます。笑
さてこのCルート、いわば「Come back」ルートは、忙しいサラリーマンたち、偉大な主婦の方々の強き味方になってくれると思っていて。
複合的な判断が必要になりますが多くの場合、Cルートが発生する＝引き戻すわけです。つまり、「まだ引き戻していないCルート(未回収)アラート」が近く手前にあったらどうでしょうか？
未回収のアラートがあるのであれば、ダイバーにより偏っている状態かもしれません。テーマトレンドや、そもそもの波動分析でまだ余力がある場合じゃないと判断できれば「引き戻しを”後からも”狙える」わけです。
つまり、お仕事や家事やプライベートが忙しくて、アラートを見逃しても、落ち着いたときに未回収のアラートを見て、そこからアラート無しで入ることが可能になる、ポジション示唆機能としても役に立ちます。これは、常にチャートを見れないほとんどのトレーダーが欲しい機能じゃないでしょうか。
異世界アラートは、これがあっても勝てるものではないし、逆にこれが無くなって勝てなくなるものでもないですが、これがあることで「超便利！」なものではあります。これがアラートの一番の利点だと思います。
以上！
ここまで異世界アラートの基本概念を解説しました。ちゃんと意味を確認していただければ本質的には「アラートで戻ってくる」とか「アラートが回収される」という話ではないんです！（そういうように見えてしまう現象が結構起こるんですけどね)。なので、ルートがどうだからどうなるとかはあまり気にせず、アラートなんかより、相場をしっかり見て適切なエントリーを考えるきっかけにしてあげてください。
これを利用して利用者の方も僕も、みんな全員同一条件で日々エントリーを考えています。あくまで、負けやすくなるバイアスを排除することと、節目を通知する便利な道具のようなものなので、このマニュアルを読んでアラートを使っても同じトレードができるわけではないんです。
ですから受信した後のやるべき分析フローこそがはじまりで、反撃の狼煙にして、スタートラインです。ほとんどの方が兼業だと思いますのでチャートを観測し続けるのは不可能です。そんなとき、「きっかけ」があって、無理なくトレードを考えられる環境があれば、とても役に立つんじゃないかと思います。それが異世界アラートを用いた勉強会です。
高額サロンや商材は信仰を産みます。大金を払ったら”本物”ってバイアスがかかります。勉強して、検証して、繰り返せば、と希望で溢れます。しかし、繰り返しますが今が未来です。これからに期待を抱いても、それは妄想で、結果高額を支払うと、その妄想力にしばられます。でも、それで楽しいなら僕はいいと思っていて、そこから逃げ出したい人へ、このブログを書いています。
異世界アラートを受け取るには
こちらに現在の配信方法や異世界アラートを活用している勉強会の内容をすべてまとめましたのでご覧ください。
＼あくまで自分のためにお使いいただける方のみ！／
まとめ
FXとは史上最高難易度の投機です。
思考を止めてしまえば搾取されるのみ。相場に絶対がない以上、アラートが今後不適切な場所に出現することもあるでしょう。なので勝ち方は決めずに、ちゃんと毎回考えることを大事にしたいですね。
現実は地味です。勝ち続けることもまた、地味です。そして何より無料なので頑張れる人が少ないです。ちょっと負けたり上手くいかないとすぐ他の偽トレーダーの目線を気にすると思います。その後、退会して、結局溶かしてここに戻ろうとして僕は断る流れがずっと続いています。僕はこれだけ勝ってもFXが簡単でわかるものだと感じることはないので、楽しいと思っているうちはきっとまだまだという裏返しでもあるように思います。
欲張らず、たくさん勝つというよりは、できるだけ負けないように謙虚にトレードを続けていきたいですね。で、向いてないと思ったらちゃんとなんぞ辞めてやりましょう。
拙い文章ですが、お読みいただきありがとうございました！
