小さい時間足は必要か。


さっきの図ですが、欲は置いといて、プラスで終えるなら、まずは方向さえ優位性が取れればいい、と僕は思っています(様々な考え方や優位性はあると思うので、正解というよりはこのサイトの内容や流れ、テーマトレンド、異世界アラートなどの観点から)


だとすれば、”本当はどうでもいいエリア”がどんな波形だろうと、パターンだろうと、プライスアクションハーモニックパターンMAエリオットグランビルだろうと、どうでもいいですよね?緑の小さな波より、重視すべきは赤いラインであればいいと思うんです。

もちろん、スキャルパーの生命線のエントリータイミングや、損切りを考えるには下位足が大事なのはわかります。下位足があって勝てる場面もあるでしょう。


ただ、分離して考えるべきはまずは【利確に向かえるかどうか】ということですよね。

であれば、まずしっかり大きな流れを抑えるべきで、小さな時間足は出来高や時間帯、指標によるアノマリーによる揺れ、時間の調整などランダム的な要素が強く、平均を取るにもデータが不足します。であれば、統計的なパターンの判断だけではどのみち大した根拠を得ることは難しいのです。


何が言いたいのかと言えば、マルチタイム分析をする人は上位足から下位足まで「同じ様に」見る人が多いんですが、僕の中では完全に分けていて【上位足は優位性、下位足はフィルター】としています。

まず一つ目のポイントとして、下位足はデータ不足でパターンが出てもそれが根拠になりえる可能性にブレが大きく(=ランダム要素)あてにならない。

データ不足というのは、平均を出すには膨大な数を集計しないと精度にブレが出るということで。

パターンアクションハーモニックパターンを5分とか15分とかでみつけて投稿している人は多いが、それは有効だった場合のみ。実際、有効じゃないほうが年間で見たら間違いなく圧倒的に少ないのは固執せず冷静に見ればすぐわかる。現に、これだけトレードしてる人はロットが少ない。少ないなら精神的負担も軽いし、担がれてもある程度平気。損切りしても立て直せる。それもリスクヘッジのとり方だけど、あくまで僕の見ているトレーダーの本質についてだけ、今回は書いていく。

”上位足”へ収束していく。

日足とか月足であれば、平均が収束していく傾向がある(大局)ので、ライン系スイングトレーダーが比較的勝ちやすいのも、平均が収束していく部分を狙えるから。その代わり、一か月に一度もトレードチャンスもなければ、その間で大きな指標があれば平均に対して優位性が取れないの「新規情報」で大負けの可能性のリスクも大きい、


つまり、先の未来ではなく、似てるんだけど今後どうなるかは、【上位足】を見るのは統計として有効な判断材料である。それが月足なのか日足なのか1時間足なのかはトレーダーのとりたい波や生活リズム、思考スタイルでばらばらだけど、僕はできれば毎日トレードして遊びたいので【1時間と4時間を上位足にしている】。だから日足なんぞ、もう何か月も見ていない。

みんなわかってるとおもうかもしれないけど、1分足がどうとか、5分足がどうとか”判断目線”にしてる人をよく見かけるのであえて書いています。あえて言語化するなら、【上位足はこうだけど、下位足はこうだからエントリーしない】って感じで、上位足がこうだけど、下位足がこうなったからエントリーする、は僕はしていない。


でも、どうしても下位足見ると、ダウ理論が切り返してたら逆張りしたくなっちゃうし、ヘッド&ショルダーみつけたらショート打ちたくなっちゃうし。無意識にバイアスを生んでしまって「騙される」。

で、損切りした後に戻ってきて「損切りしなきゃよかった。」ってなる。



下位足なんて見なきゃ負けなかったのになってこと、たくさんあるって気づいたので。(もちろん勝てることもあるけどショートかロングしかないなら優位性を狙えていたわけじゃなく、たまたま一致してただけだろうから)

ね、下位足なんて、見なくて済むならいいのにね。

正確性の秘密

異世界アラートとは、僕が見ている相場部分(フラクタルゾーンと呼んでいるだけ)を通知化したものです。しかし正確性はバッチリです。※再掲


しかし、フラクタルゾーンは名称は置いといてもちろん下位足にもあります。まぁ根本的にはどの時間足でも同じ相場であるのは変わりませんが、波形と集計できる数字には差があるので、集計したゾーンであればどの時間軸でも存在します。



ここで正確性の理由ですが、異世界アラートの発生条件は【(4時間足×1時間足)ー下位足】でデータを集計しています。つまり4・1時間でフラクタルゾーンを感知しても、下位足フィルターで除外される要件であれば異世界アラートが発生しません。これが急激な相場で出たり出なかったりする秘密です。

たしかに物理学を参考にしてはいるけど、物理学”自体”にFXで勝てるわけないし、なんなら優位性とフィルターで考えを分離して集計しているほうがよほど大事だと思うんですね。もちろん全部フラクタルゾーン発生した/してないとかいう簡単なものではなく、結構複雑に設定していますが、概ねこういう意味合いになっています。(相場を見て数値はほぼ毎週計算しなおしている


なので、繰り返しますが、損切りやタイミングとして下位足は必要だと僕も思いますが、【トレーダーとして勝つ=プラスで終える】ために、最低限必要なマルチタイム分析はすでに異世界アラートの発生時点で済まされているので、僕は月足や日足とか全然見ませんが、30分以下の下位足もほとんど見ませんだから余計な下位足の邪魔バイアスを受けずに負けを減らせている(と思っている)


下位足を捨ててるんじゃなくて、無理して下位足を拾わない。


というわけで1時間足を開いて、エントリー分析フローで4時間を見ることもある、くらいです。きっかけとしてはこれで十分だと僕は思っていますし、アラートにはこれ以上は求めていません。そもそも、大事なのはこれから波動を分析して「これが意味のある方向なのか、意味なくウロウロしてるのか」という策定ですしね!

以上。

もしも僕がひげから取りたいとか、そう思ってたら下位足も見るんでしょうけど、まぁ、今ではロットも多く入れているので不要な損切りを減らしたほうがトータル稼げるんですよね。なので、ミニマムに、必要な勝ち条件だけをそろえた結果、「負けを減らす」に全振りしたのが異世界アラートを含むいまのトレードスタイルです。たまに負けるときもあって、額で言えば圧倒的にコツコツドカンなんですけど、負けが少ないので「コツコツ」のほうが「ドカン」より大きいので結果的に稼げています。ゴリゴリドカン(?)。



勉強会の方(=アラートユーザー)に、「勉強会で書いていること以外なるべくやんないで!」って言っているんすが、これも別に下位足が不要ということを言いたいのではなく【コンテンツによる優位性の習得会なのに、欲をかいて負けバイアスを下位足で作っちゃったらせっかく配信してるコンテンツそのものがあやふやになっちゃうよ】ということなんです。なので、しっかり慣れてアラートも不要になったら、下位足も組み合わせればいいんじゃないかなと思います。



ぼくは職場の方に恵まれて本業は楽しくさせていただいているし、趣味でも結果的にお金をもらえているし、稼ぎたいからFXをしているのではなく、FXをやってプラスになったら楽しいのでやっているので、本質的には負けなければいい、くらいでこれからも最低限の情報で溶かしにくいトレードスタイルでいきます。


結論として、僕はアラートに下位足をフィルターとしては使っているが、見ないようにしている。という記事でした。めっちゃ主観的ですが、参考になる部分があったら幸いです!

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