”相場”で担がれないことは可能か?

どうしたら担がれないかを考えるには、まず”何において”の部分を考える必要があります。

皆さんが担がれたくないのは「為替相場におけるチャート上」です。では、為替相場はどのように動くかを考えます。

相場は「売買」で動いている

為替の通貨ペアを動かす要因は、かなり複雑で、無論僕の知らない要件もたくさんあるのだと思います。しかし、いずれも何らかの「売買=取引」が大枠にあるから動いているわけです。本質的な部分で誰も買おうとも売ろうともしなければ価格は変わりませんからね。

つまりチャートとは、売買の波形であるわけです。(あくまで大枠で、です!)


あたりまえでしたね、スミマセン。

受給

では、目的の担がれない方法を考えてみます。仮にショートで入る場合を想定します。

仮にショートで担がれずにとりたいとしたら、この赤枠の位置で入る必要があります。

つまり!

担がれずに取るということは【売り】という存在自体の【価格と時間】を未来予知する必要があります。

インサイダーでもなければ、未来予知を使わないと「担がれないこと」は原理上難しいと思います。なので、担がれない方法を探している方には心苦しいのですが、

勉強、検証で担がれないようにできると思っている方は無駄な時間になってしまう可能性が高いので今すぐやめたほうがいいでしょう。


5分足1分足でマルチタイム分析するから」という方もいると思うんですが、上記にも書きましたが【売りが入る価格と時間をほぼピンポイントで未来予知する】しかないので、つまり細かい時間が見える表示にしたって、現実より先の時間は見えませんので本質的には何も変わらないということです。

まぁ、担がれない方法が出回ってない時点で冷静に考えて高い確率でそんなことはできないという証明でもあると思うんですけどね。


と、いうわけでまず担がれない方法は確定的な特定方法はない=ランダム要素になるので勉強や検証するのは難しいという結論です。次に「そもそも担がれるってなに?」という話です。

”担がれる”の正体

相場は売買によって動くことを前述しましたが、これに鍵はあると思います。もう一度さっきの画像を出すのでよくご覧ください。

これをみて読み取れる情報を考えます。


結論から書くと、

相場は上がるために下がって、下がるために上がる。

これは、本当に最も大事な本質です。でもこれをちゃんと理解していない人が多すぎる。

上がるために、下げる。
下がるために、上げる。

すっげー適当だけど、アップトレンドはこんなイメージ。

さながらパチンコ玉を後ろに引っ張るように下げて、飛ばす(上げる)。綱引きでもいいし、心理戦のかけひきでもいいし、たとえは何でもいいけど、まぁつまるところ【ダウ理論】の高値切り上げ底値切り上げという感じ。


つまり、「担がれる」正体は、含み損の数字をみてIQが下がっている勘違い状態も含まれるということ。目線がロングであっても、【上がるための下げ】であれば間違っていないので、そもそもそれを担がれたというのはおかしい。ある程度精度を上げることができても、一切”担がれない”ようにするには需給を未来予知しないと無理なんです。


では、ここから【ランダム要素のみの担がれる】と【本当に担がれたかもしれない場合】に分別をする。

要素の分解

ロングでエントリーをしたとする。

たとえアップトレンド中にロングを入れる=結果的に目線があっていても、上記図の青い場面でエントリーしてしまうと担がれたように感じるが、これは担がれたとは言いにくい。”調整”である可能性が高いからだ。もちろんフィボナッチなどを使って策定すれば優位性は考えられることもあるが、この場合は、売買アノマリーのランダム要素も強い。

では、ほんとうに担がれたかもしれない場合はどのようになるかといえば、

この赤い枠まで落ちてきた場合(単純解釈で言うダウ理論が崩れたようなイメージ)、この部分ではじめて「担がれたかもしれない」という疑惑となる。もちろん、時間やダイバージェンスが作り出す「疑似担がれ感覚」は赤色も含んでいる。

青い枠はランダム要素が強く「担がれていると思い込んでいるだけの状態」でここで建値撤退やストップロスを無意味に置く負けトレ思考を発揮すると「切ったら上がっていった」という感想もハッピーセットになる。

赤い枠に入ってはじめて、担がれたかもしれないという疑惑になるので、そこで流れや中央値による優位性やリバースダイバージェンス、テーマトレンドなどで波動を分析することで、本当に担がれているのか担がれていないのかを策定していく。

なので

冒頭のこの場面では、流れに反していたしテーマトレンドだったのでリバースダイバーを見込める可能性もあれば「ドル円104円付近」というキリバンアノマリーもあったので、少なくともそれがあるおかげで「担がれた」というよりは「ミスった!」という感想になったというわけです。

いずれの根拠も破綻したのであれば、それは損切り要件としてとらえますが、僕自身圧倒的勝率型でトレードしており、基本的に相場に1円も渡す気はないので、安易に担がれたとかとりあえず今回は損切りする、とかはしないのである。資金管理もしっかりしてれば、すべての可能性が尽きるところまでは持ったまま観察できるしね。


そんな感じでほとんど負けてないっていうと、「偽トレーダー」「商材屋」「詐欺師」とか言われるんだが、勘違いも甚だしい。為替ってもんは通貨ペアであるわけで、歴史的に国家レベルで何か起こらないとそうそうバランスは破綻しないわけで、宇宙からみたら大きな流れでずっとレンジというのが本質。火星から見たら東京も大阪も変わらない。どんどん5分とか1分とか掘っていってミクロで見るとトレンドがみえるけど、それ自体が錯覚なんです。これが僕の優位性の根源ですから、言いたい人には言わせときますが、僕は稼ぎつづけていくので、そんなひとは検証ごっこをしながら資金を減らしてくださいませ。

閑話休題。
つまり、覚えておいてほいいのが「担がれている」って感覚はだいたい自分が勝手に作り出した自分勝手な感情なので、そういうときこそ論理的に考えていこう。っていう、”損の損切り”てきな話でした!

余談

青と赤では「やばい担がれた」「ロスカットかも」と、ネガであふれるのでツイッターではいつも元気な負けトレがタイムラインから消えます。ここで【#ドル円】とつけてツイートすると、流入数が上がります。市場がネガな時は、負けトレーダーは他人の意見をすがる傾向がりますので”ドル円”などビッグキーワードは検索されやすくなります。現に僕自身、この相場を狙ったツイートを繰り返していたらフォロワーが増えました。


さて、新しく緑と黄色を出しました。

緑については「上手なトレーダーさんが利益確定をツイートしやすいトレンドフォローの勝利タイミング」になります。なんとなくでかけているビギナーズラッカーもここで大きく勝ちます。逆張り系自分手法パターンマンはここで資金を失って退場していきます。

黄色については、もっともチャンスゾーンなのです。そもそもトレンドに正しく乗るなら、発生前から乗るのが一番安全なのでしかし、発生するかわからないトレンドが分からないなら最も危ない場所でもありますよね。ここだけに書きますが、異世界アラートが物理学で特定しているゾーンの意味合いはこの黄色なんです。

トレンド発生前トレンド、隙間、間接、ダイバージェンス前。異世界アラートがここまで驚異的な理由は、これから行く方向が「緑」なのか「赤」なのかを、考えるタイミングで鳴っています。つまり正しく使えればどっちでもイケます。たぶん文字じゃ全然伝わっていないと思いますが、これは他ではほぼ特定不可能ですので、これがほかのあらゆるツールや商材屋との最もな違いです。

うまい人はどうやっているのか

ランダム要素が強いが、たしかによくひげ先で取っているひとはいる。それはひとえに感覚という名の、値動きとかで需給がなんとなく見える経験値とセンスであるところが強いので、再現性はない。つまりそういう人のコピトレをしないかぎりツイッターをいいねしても得られる情報はないと思います。値動き

それに、だいたいうまくいったとこだけみんな載せてるから。僕だって担がれはするけど担がれない=ひげ先で取れることも多々あるから、それを誇張して載せればうまい人のようにツイートはできます。

精度はもちろんあげていくことはできるけど、あくまでランダム要素が強い行為であるということは忘れずにいきたいですね。

以上!

というわけで、担がれるか担がれないかよりも、担がれるという思い込みで無駄な損切りをしたり、そもそも自分の感覚を根拠にしちゃいけないよ、という記事でした。

負けトレの方に多く共通する要素なので、この辺はしっかりコントロールすることは重要だと思います。

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