「バイアスを引き算する。」

1.史上最強のチャートを”再認識”

勉強会参加者向けテンプレート

勉強会では参加者向けに「いるかホテルチャネル」や「MT4テンプレート」を配布しています。しかし、これがあったら勝てるというものでもなく、むしろいるかホテルチャネルがあるせいで「余計な反転バイアス」を産んでしまう。


前述した相場の本質でトレードする趣旨を思い返すと、これを使うのは「分析」ではなく、「分析した方向に対しての優位性の判断」になる。つまりファクターとしては、かなりエントリー前に近い最終段階ということになる。補足も補足。最終的には”エントリー時には無くてもいい部類”である。


ということは、これがあるかないかでは、本当に本質的な部分だけ見ればトレード成績には関係がない。いかにもそれっぽく見えてしまうのは「人間は思ったものを信じたいから、都合の良い情報だけがインプットされる習性」によるせいで、まぁ一種の病気みたいなものです。


で!ここで言いたいのは、これらを持ってる人は少なくとも「負け出したり、何をしていいかわからなくなったら即外すこと」ということ。安心したいために使いたいならいいんだけど、安心感と引き換えに証拠金を失った事実をしっかり認識する。


ということで最強のチャートは、相場だけをしっかり見ることのできる以下の状態。つまり丸裸のチャートです。僕は異世界アラート後、まず絶対にこれは見てます。むしろこれを見てそのままエントリーもある。

最強のチャート

見えますか? このチャート、上がってるかはあんまりわからないけど下がってないよね?。であれば、一番大事な”分析=方向感”はこのチャートで完遂できる。むしろこのほうがいい。


わかりやすく、最弱インジケーター筆頭の「RCI」を同じチャートで表示します。↓

わかりますか? チャートの一番右側で「RCI」が上がり切ってますよね?

インジケーターマンは「下がっているチャートじゃないのに、これを見ただけでショート前提のエントリーバイアス」になりがちです。ま、RCIなんて陰線と陽線を集計期間で割合を出しただけの罫線なんで「直近陰線と陽線が多いのはどっちか」ってだけなんで、それを考えればこんなん根拠にならんし、陽線が多くて上に張り付いてるならロングですよね、普通に考えて。

使い道の全くわからないインジケーターだけど、相場にくっついてくる感は一番あるので、最もIQが低い方々が好まれるインジケーターじゃないですかね。無論、僕もとっても頭が悪いので、負けてるときは最強だと思ってましたけど(笑)


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こうしたように安心感の為に出しておくくらいなら「外す」方が負ける要因を減らせます。異世界に関わらず、商材やサロン生活の方で負けすぎてよくわからなくなった方は、一度裸になってデトックスしてみてください。これ、ほんと一番大事です。

同じくフィボナッチや値幅などのツールもマストではないので、使わない選択肢もしっかり持ってください。

2.アラートルートに縛られない。

これは主に勉強会参加者のみの内容だが「ルートがまだわからない」と入りたてで見かけるのだけど、別にわからないくていい。

そもそも、入った場所から出口の考えかたをお伝えするために名付けただけであって、本質は「上がってる相場ならロングは優位性があり~ショートは短く~~」にある。

「分析=方向性」×「優位性」で、エントリーする方向や損切りをすべき場面は見えてくる。


これを分類すると基本的にアラート後はこの4種類に絞れる。つまり破綻すれば、そこで損切りを考えていける。よって大事なのは、ルートそのものではなく、このルートで分類して伝えたかった内容にある。だからこの通りに動くということではなく、鑑みて想定してみることを重視してもらいたい。

ちなみに上記画像では、赤い四角枠をアラート受信位置/及びエントリーポジション。黄色い四角枠は出口の想定です。アラートユーザーではなく、また勉強会を卒業した人はエントリー時にどういう動きを想定し、どうとるかのイメージとして使ってください。

アラートのパクリものみたいなものも僕のせいで増えてきちゃいましたがこういう使い方は「インジケーターをシグナルにした通常のアラート」では出る場所がチャートに沿って不規則なので出来ませんから、お気を付けを。というかこういう真似ごとしてるひとって、勝ててないから生み出そうとする低IQ感すごいので、近寄らないほうがいいと思います...!

3.テーマトレンドの意味、わかってる?

すごーーーーーーーく語弊のある言い方をすると「テーマトレンドにさえ引っ掛からなければ異世界アラートを使えば基本的に負けない」。


が、まぁ本当のことを言ってしまえば異世界アラートでは負けないのではなく、誰も大負けしない。いわばテーマトレンドを見切ることで「絶対に安易に逆張り/逆張りナンピン」をしちゃいけない場所がわかるというカラクリ。アラートユーザーかどうかは全然関係ない。


しかし、勉強会の人はそれがわかったうえで「テーマトレンド難しい!」となる。めっちゃわかる。でも、これもアラートルートと同じくして”テーマトレンドというものをマスターする”必要はなく、この呼び名で読んでいる相場の状態をつかむだけでいい。ニアイコールかもしれないけど、言葉の字面には引っ張られないようにして欲しい。

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初期コロナ禍におけるマスクを例にする。

価格は結構適当なんだけど、300円くらいのマスクが10倍の3000円くらいになった。この時の推移はこんな感じなんだけど、

これって「マスクの需要に対して供給が追い付かない=価値の高騰=価格の高騰」だと思うんですけど、このチャートにそれらの要因を補足をするとこんな感じじゃないだろうか。↓

(ものすごく当たり前なこと書いてて恥ずかしいけど...)

この黄色い枠が、この価格を生み出している内容=テーマですよね?であれば、この部分こそトレンドを作るテーマ(テーマトレンドで言いたいこと)なんです。

例えば、このまま供給が追い付かなかったら価格って簡単には下がらないですよね?では、負けてるトレーダーのいう「反転とかラインとか何分足の商材」ってなんなんすかね。

「上がっているなら、上がる、テーマ尽きるまで。」

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しかしまぁ、為替は通貨ペアですし、他国との相関も考えればそんな単一思考で判断できる情報は滅多に無い。しかも我々素人になんで動いているかなんてニュースサイトを読んでわかるわけもなく、アナリストが億をトレードで勝てていないのは「相場に後付けで都合の良いことを言っている」にすぎないからで今後を当てる力なんて本質的にどのくらいあるのかわからない。

そもそもテレビやネットで2020年末にみんな「ドル円は100円を切る」なんていっといて、今(3か月後)はもう「ドル円109円」だからね。僕は総裁選やワクチンに加えデュランダルアラートも相まってそもそも100円まで一直線にはいかないと思うってどこかにも書いていたけど、これじゃ何をもって「プロ」なのかわかったものじゃないね。


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とはいえ、要因があるかないかくらいは見当を立てねば「反転するか、このまま進行していく」かがわからず、結果的に「分析の優位性を分析しきることはできない」。

これを「チャートの形からも逆算してやろうぜ」、ってのが「テーマトレンド」です。

間違っても、その辺の自称アナリストや、情報統制も含む真偽のわからないニュースサイトを見て自分で理解してやろうとは思わない事。繰り返すようだけど、そんなことで今後が分かるなら、そういう本や商材が溢れるから。本や商材にできない内容にこそ、そいつらが勝てなかった理由はあるんだと思うんだ。

4.テーマトレンドという逆算ヒント

「波=ジグザグ」があるということは、買う理由と売る理由がどちらもあると思われる場面。(この解説は他のページのものを流用しています)

では、波があっても以下ならどうだろうか。

これは買う理由や売る理由がるというよりは、買う理由はあるが、下がっているときは売りもありつつも「売りの損切りと、買いの利確」であることの方が大きい。結果上がるわけで。

ということを踏まえて、直近の「コロナワクチン」が作ったであろうテーマトレンドを確認する。



まずは、普段のドル円。

普段のドル円

買う理由も売る理由も”なんとなくありそう”な波をしているのはわかるだろうか。次はワクチンテーマっぽい個所を表示します。

テーマっぽい

先ほどの画像と横幅は同じです。明らかに波が無く、押し目も出来ずに上昇していますね。これをみて「売る理由がなさそう」と波形から見てほしい。それがテーマトレンドと名付けた所以です。


波が無いからショートは回避してみる、、、、額面通りならそれでいいんですが、本当にわかってほしいのは「何か強烈にアゲ一択になる要素がこの通貨にある」ということを読み取って欲しいです。

そうすれば、この通貨を調べて「実はドルに~~~~」って大きなニュースがこのトレンドの根本付近にあれば、それが要因=テーマのトレンドが見える。それが極めて大きなことであれば、ショートは回避するという考えになります。

テーマトレンドという概念を知らない人なら、そろそろ下がるっしょ~~とショートナンピン入れてロスカットの場面です。そんな感じで、波形から理由の有無を抽出する事こそ、テーマトレンドの真価です。テーマトレンド終了を見定めたいならパラボラを使うなどで判断していくといいでしょう。

間違っても、要因を見つけたとしても、その要因の中身を勝手な解釈を作って円高とか円安とかジャッジはしないこと。素人にできるのは、要因がありそうか、なさそうか。それだけだと思います。


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こういう「波」の話、前はだれも気付いてなくてほとんど文献もなかったんだけど、なんか最近僕の記事を見てか波とかいって解説しだす人をたまに見かけます。これはひとえに嬉しいですね。間違った解釈や都合の良い切り取りはしてほしくないから、素直にこのブログ載せてほしいとは思いますけど、それで巡り巡って勝てた人がいるなら僕のことを知らなくても嬉しいことです。

こうした内容の商材などないのはすべて事前確認済みなので、もしアフィや商材に利用されている人が居たら当ブログの転載として、措置させていただきますのでLINEまでご報告ください。


テーマトレンドかを見切って、テーマトレードしましょう!

5.時間足という区切り

例えば、1時間足でトレードする人はよく5分足など見ますがこれ、「何のため?」ですか。

よく、小さい時間足でタイミングや優位性をとる、なんてこと言いながら負けてる人を見ますが、小さい時間足みればタイミングや優位性とれるんなら、1時間足なんて見ないで小さい時間足だけでスキャルピングしてればよくないですか?笑

結局、安心したいから、ということに理由を付けたいだけで、それして負けてるんだから、そんなこと思い込みであることに気づかねばなりませんね。繰り返しますが、無論、無駄だとは思いません。

勉強会の方は「時間足は基本的に1つでいい」ことをだいぶ織り込めて来てると思いますが、勉強会じゃない方はどうしても見たり、マルチタイム分析したり、何分足手法というものを買って負けたり、してると思います。


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ひとつ簡単な考え方を書いておきますね。

【日足、1時間足、15分足、5分足...】とか商材屋が言ったりしますよね。みんなもそういうものを見てますよね。

皆さんの普段のチャートがなんだかは知りませんが、サイトによっては秒足だってある。3分足や2時間足もある。


つまり、商材屋やマルチタイムを異様に推すトレーダーは「自分のチャートに備わっている時間足だけに、理由をこじつけているだけ」なんですよね。だからそういう人は長期的に勝ててないことを自白することに等しい。


小さい時間足でタイミングを見る?なら秒足みたら勝てるんじゃないの???って話でね。そういう時間足区切りの人って、自分の信じたいものを信じる、自分の都合の良い情報を収集する人の習性そのものなんだよね。「いつから1分足が下位足になったのか」というバイアス。1時間足だって月足からしたら下位足だぜ。

だからね、5分足手法でも1時間足手法でもなんでもいいけど、”足”だけで優位性なんて出せないから、そこんとこよろしく。そういう勘違いをして足手法を買っちゃった人がいるなら、この辺の不勉強さとバイアスをしっかり自認する勉強代にしてくださいね。

さらに、GOLDがついた「GOLD何分足手法」なんて、、もうね。。笑 買っちゃった人いるなら、悪意なく、FXは向いてないのでやめた方がいいことをお勧めします。

6.+自分

いかに優秀な手法があっても、使うのは自分。

最終的に全部自分を上乗せしたものであることを認識する。つまり、手法だけ、トレード方法だけ追うことが大事というよりも、使う自分がどうかをまず見定めないと勝てるトレード方法を仕入れても自分が使えば勝てなら意味ない。「+自分」精神でいくのが特にFXでは大事。


FXで負ける、というのは手法やその時の相場状態もあるが、「自分が相場を使って稼げない」ということでもある。つまり、何を勘違いしてか「仮想通貨や株、BOなど」に手を出し始める人もいるが、まず現時点で自分が相場を使ってお金を増やせる力がないことを置き去りにしている。


相場で盛り上がるのは、稼げるものではなく大きく動いたもの。

オイルが下がり切って「オイルオイル!!俺もやる!!」
GOLDが大きく上がって「金勝ってりゃ儲かる!俺も!」
ビットコインが上がって「仮想通貨はじめました♡♡♡」

よく考えてみれば、オイルオイル言ってたときオイルやってた人、その後負けてるかもう他のをやってるかだよね。結局注目は大きく動いたものだけだから、後乗りの時点で情弱であるわけ。で、自分はFXでは勝てないけど盛り上がってる仮想通貨に移ったら勝てそうと勘違いする。


俺だけなのかもしれんが、まだ見ぬ他の投資なんて、基本はじめたくない。怖くない??笑 知らない人にお金預けるようなもんだぜ。それを楽しい!っていうなんて、正気の沙汰じゃない。

7.スタイル

勉強会じゃない人に特に知ってほしいのが、勉強会参加者にも取り組み方が様々ということ。


ツイッターによくいる方、Discordをコンスタントに活用されている方、どちらにも出てこないけどLINEで報告や質問を淡々と続けてくださる方がいる。真偽はぶっちゃけ僕にもわからないけど、面白いのがTwitterをやってない方の方が圧倒的に勝っている(らしい)。

まぁそれもそのはずでツイッターをしているとどうしてもいいねやRTで他人の記事が目に入る。凄そうなトレーダーが目線を言ったり、いかにもらしい手法が目に入れば思い込みが無意識レベルで絶対発生する。それを異世界に重ねれば、確率論が乱れて当然です。この記事のように引き算としてSNSを絶つ方もすでにおり、交流やツイッター組の報告で良い刺激や気づきもあるので一概には言えないが、人によってその辺も足を引っ張るなら考えるといいかもですね。そもそもこの勉強会は僕の手の内を晒し、アラートという完全に同じ環境でトレードをして、実際に自分が負けても他の人が勝っているケースもあるので、負けているなら外的要因もありえるので。

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ちなみに数名だけど、驚くべきことに、「勉強会に入らず、アラート無しでこのブログの内容のみで取り組んでLINEに勝ち報告をくださる猛者」もいる。

勉強会の方ならわかるが、鍵付きのページに必勝法はないし、アラートもシグナルではない。本質さえ理解すれば同じである。つまり、参加を検討中の方や、ご案内できなかった方もこのスタイルでもいいと思います。いつでもLINEくださいね。返信にお時間はいただくと思いますが、必要な連絡は必ず返します!

8、損切りについて

勉強会で一番難しいのは「損切り」です。そして、損切りは必要です。

なぜ勉強会で損切りが一番難しいかと言えば、異世界のやり方だと結構勝てちゃうので、そもそも損切りと対面するときは”大損”くらいなのです。しかし、繰り返しますが、損切りは必要です。


「まだ持っていようと思う」「きっと戻ってくる」、これについては【Cルートである確信を自分でしっかり整理できているか】をしっかり突き詰めないと、戻ってこない場合には大やけどです。いつもと似てるからとか好きな形とかそういうことではなくテーマ性を考えたりして、損ではない損切りを体得してください。


よく”切った”だけの投稿を勉強会でする人もいますが、それは本当に無意味でして、一週間後その判断が正しかったか、間違っていたか、どういう判断でよかったかしっかり考察してはじめて”意見や考え”になるので、その辺をしっかり区別して、勉強会をご利用ください。

以上!

知識を得るのが勉強ではなく、取り込んで精査して減らすまでが勉強かと思います。


色々書いてますが、僕のトレードはいたってシンプルです。でも、シンプルって言っても通じないので、細かく説明をしているだけですから、宇宙くらいの高さからみたら何もやってないくらいのものですよ。現に履歴も出してますが、チャートなんて1日10分も見ないくらいですしね。1日中みなきゃ勝てないなら、時間が無駄なのでやらなかったと思いますし。そもそも欲しいものなんてないし、自分で他の事で稼でいるから金銭的に依存もしてない。


気持ち的にはユニフォーム着て、ゲーマーみたいな。そんな感じです。金融とか?手法とか?よくわかんないけど、こんな小さな界隈で他人に噛みついたり、人盲点ばっかり探したり、一日中大量の画面ながめて勝ったり負けたりしてる人は、アマチュアっすね!

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