「流れ」

当サイトのメイン中のメインの概念です。相場に対してのポジショニング~出口を「流れ」と定義しています。

この概念を始めとして「テーマ性のある一方的な動きを波形で判断する『テーマトレンド」、「流れの変わり目を判断する『パラボラ」、「建玉の決済により強烈に相場を引き戻す、最強の分析方法『リバースダイバー」で、相場のサイクルを分析して流れ以外で優位性を取っているのが僕のトレードであり、このサイトの攻略方法となっています。


上昇する流れ…ショートは短めに、ロングは値幅を取れる可能性があり。
下降する流れ…ロングは短めに、ショートは値幅を取れる可能性があり。

これが基本の出口略になります。もちろん値幅を狙える場面は極めて複合的な分析が必要になりますので、安易に伸ばせるということではありません。

流れを「見る方法」

流れを見る方法ですが、まず物事をバイアス抜きで考えるには逆説から考えるべきで「見ちゃいけない方法」から説明します。

結論から言えば、なんとなく似ている「ボリンジャーバンドやエンベロープ」は絶対に使わない事

上記の画像はエンベロープを僅差0.1で入れています。赤と青の細い線です。

上下にいるかホテルチャネルがありますが、どうでしょう。スマホで見てると気にならないんですが、エンベロープを何本も入れて、反発を狙う手法とかもありますが、俯瞰で見ると全く役に立ちません。ボリンジャーバンドも同様です。これらではパラメーターを弄っても計算的にかなりディレイが起こるもので結果論具合が酷いので「流れ」を疑似的に見ることは無理です。使えないので用が無ければ外しましょう。

流れを見る方法。

いるかホテルチャネル

持ってねぇよ!と突っ込まれそうですが、「いるかホテルチャネル」は流れを見るために、某チャネルインジケーターを参考に改良したインジケーターです。当然流れを見ることに適しています。

メリットでありデメリットなのは、リペイント機能ですが、無論対策はしっかり考えてあります。トレードの基礎にしている「流れ」を見るための「いるかホテルチャネル」ですので、文献は多くあるのでぜひ。

配布:勉強会参加者の一部(参加して配布されるものではありません)

PIVOT

J・W・ワイルダーによって考案された有名なインジケーター。反発したりするように見えるが、いるかホテル同様そういう使い方は負けるので非推奨。ってかそんなことで勝てたら苦労しないので、反発していない部分の多さを嘆くところから始めていきましょう。

このインジで流れを鑑みることのできる理由は「前日の相場」から計算された、確定された部分から算出された指標であるので、前日までの「流れ」をくみ取って当日のデータで歪んでいないから、である。どうしても反発ポジのようにみてしまうが、出来ればこれらを脳内で一直線にして流れのように読むと、意図通りの使い方になります。

ちなみにPIVOTは上下に何本も線を引かれ、中央から、プラス1...プラス2...という読み方をするんだけど、SNS上で「ここで反発するかも」と予測している承認欲求トレーダーの多くに、この線を読み上げているだけの人がいますんで。ホントに事象相場師みたいな人って短絡的で頭悪い人多いので、マジで他人を参照するときは「で、なんでなの???」を忘れないように。

MA(移動平均線)

いるかホテルは持っていない人、PIVOTもスマホに入っていないから無理、って人はMAでOKです。

三本入れる必要はないので、期間200と期間75とかで良いと思います。これで見れるのは「平均の流れ」ですので。短期線(20)をオススメしない理由は、大きく動いたら直近の平均が狂いやすいという点でしょうか。

ケーススタディ

①流れ:平行

絶滅用語で「レンジ」と呼ばれるとき、流れは平行です。この際は、ロングやショートは中央で消化するイメージ。

平行ということは、特に要因が無く、長期的に調整に入っているか、指標前でボラが落ちている状態です。

チャートは性質上波打っているので、平行であればあるほどに、中心には平均が来ます。この時は、値幅を取るのではなく、平均までの乖離を取ることをイメージするといいと思います。

②流れ:上昇

上昇する流れは、ショートは短めに、ロングは値幅を取れる可能性がありという見方ですね。

ショート(短め)の考え方

この場合、ショートは短めにとることは心がけますが、優位性を考えた場合にどっちが比較的安全だと思いますか???

・平均を下回ったもの
・平均を上回ったもの


**
どちらがショートの優位性があるか考えれば、「乖離を埋める」可能性を加味すれば「平均を上回ったものが下がる」可能性の方が優位性があるように思えますね。

では上記の「上昇流れ」の場合では、平均及び中央値を上回った以下の個所からの、平均及び中央値までのショートが好ましいでしょう。

ロングの考え方

ロングの場合は、平均及び中央値より下で入らなければ、優位性が低いわけではありませんが、下回った個所から上手くは入れたら伸ばしていける可能性はあります。あくまで状況は刻一刻と変化するので、時間=リスクですのでエントリー後の様子見分析のほうが重要になります。安易に伸ばそうとせずに。

流れと一致しているので、こういう場面は、値幅は置いといて、エントリーはしっかり狙いたいですね!

③流れ:下降

下降する流れは、ロングは短めに、ショートは値幅を取れる可能性があるという見方。

ロング(短め)の考え方

上昇と変わって、下降ではロングを短めに考える方が優位性があがります。入り口は平均や中央値を下回ってからのほうが、乖離面で優位性が取れます。

④「異世界アラート」と「流れ」

上記画像は、「異世界アラート」を後から手動で取り込んだ異世界アラートマーカーで、自動表示している矢印です。

これはシグナルツールでもなく、異世界アラート勉強会参加者はアラートで取引することもないのですが、じゃあ何のためのものかということの神髄が「流れ」です。

アラート自体に意味はないんですが、流れ一致ポジションできづけた場合は値幅を取ることのできるポジションである可能性があります。※複合的な分析は必要。

そして平行になった部分では、場所によってロングでもショートでも狙えます。

右側は異世界アラートCルートになるので、具体的な説明は省きますが、手前の赤枠にしていない矢印も意味があります。このように、異世界アラートはそのものに意味はなく、「流れ」や他の概念を補佐する便利ツールという位置づけです。

これ自体にシグナルや商材のような機能はありませんが、手法やパターンやプライスアクションよりはよほど有用です。

以上!

負ける理由から逆算した優位性を取り入れた当サイトのトレードの軸となる「流れ」の解説でした。

流れの変わり目を「パラボラ」、流れを引き戻す「リバースダイバー」、テーマのある逆張り禁止の動き「テーマトレンド」と、その他細かいこのサイトの情報を複合的に合わせてトレードしている内容で負けにくくなる理由はご理解いただけましたでしょうか。

手法や他のトレーダーの目線やポエムは安心感は生みますが、優位性はありません。不安になるかもしれませんがそれ自体がバイアスなので、どんどん意味の無い理論武装は解いて裸にしていくことを強く僕はお勧めします。

このサイトでは、鍵のかかっていない記事ですべて大事なことは書いています。執拗に勉強会に入りたいと連絡もらうこともありますが、そもそも勉強会では僕がアドバイスをしたり先出することは一切ないので、このサイトの記事を自分で読んで、自分で向上できないのであれば間違いなく向いていませんので、まずは「試す」ことから行動してみることをおすすめします。(そもそも勉強会に新規を増やす意図はありませんので..)


もちろん万人向きではなく、本当に勝っている僕からの共有程度のものですので過信も禁物です。

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