織り込み済みかどうかを探る
「僕らが目にした情報は、もう誰でも知っている末端の情報である」わけですよね? みんなが知れるならもう専門的な方々はすでに知ってたり先回りで確認できる術があるでしょうし。
つまり平常時の情報なら、ライターが記事にするまでの時間も加味してしまうと、水9対原液1のほぼ水っぽいカルピスみたいなものです。時すでに遅し🍣って感じです。
では、逆にここを切り崩すにはどうか考えればひとつ浮かび上がりますよね。
「織り込み済みかどうか」ということです。
何が言いたいのかといえば、限りなく全世界が「せーの!」で同時に知るような大きな”突発性のある情報であるか”ということです。
これならば、「時間的優位性」が持てるわけです。ただまぁ、自分ら素人じゃ突発情報を手に入れてもそれがチャートに与える影響がわからないはず。でもそれでいいんです。時間的優位性を得たなら「落ち着くまでトレードをやめて決着がついてから落ち着いてトレードする」これだけでいい。これだけで負けない。
勉強会でニュースと指標時間を抑えて、といってるのは、調べて詳しくなって対策建てろということではなく、負け要因を正しく判断して回避することのみ。
いきなり動いたらトレードするのではなく、ニュースを調べる、それで何かあったならまずトレードを見送る。こうするだけでいきなり動いたものに飛びつかないで大負けしないという、【守るトレード】ができるんです。あとは方向感でたら追撃アラートなのか通常アラートなのか待ってりゃいいわけです。
2つの優位性
なにかニュースがあったときに得るべき素人の優位性。
それは「勝手な解釈で方向感(=バイアス)を決めつけない」ことと、「織り込み済みかどうかで時間的な優位性を得るか」ということ。これで、勝手に負ける”損切りって呼んでるだけの損”をどれだけ減らせることか。
例えば”悪い指標”があったとしても思ったより悪くなければ「上がるわけ」で。
だったら悪かったものが「上方修正され」ていきなり上がったなら元居た場所までは戻るので、反発を狙わない。とかね。
結局異世界勉強会にも特別なもんはない。余計なことをしないことと、自滅しないこと。これにつきる。この本質部分はアラートを受信していない人でも使えるかと思います。
本当に素人がまずもって政治を判断できるっていう思い込み、やめたほうがいいですからね。この議員がこういったからこの通貨は~みたいに言っちゃう人は、自分が負けトレーダーを自覚できていないだけだと思います。
この目線は~とか書いている経済アナリストがいたとしても、それを受け手が負けトレなら曲解する可能性が高いのでいずれにせよ自分の見た自分の世界で短絡的な価値観を作らない訓練を。
以上!
11月のユーロ圏製造業景気指数の確定値が、速報値に対して上方修正されてるんでユーロは織り込み済みになるまでは触らんほうがいいと思いまっせ!
— 春野ゆき|FXと株 (@y_fractal) December 1, 2020
こんなツイートしてる春野ゆきっていう、異世界とか公言してるキチガイいるんで気を付けてくださいね?
聞いた話では、ただ検索して出てきたことをそのまま書いて「回避」を促してるだけらしいんですよ。全く!政治経済に詳しい風装うなやって思いますよね!こういうひとTwitterにたくさんいるから、みんな騙されないでくださいね!!!!