テーマトレンドを扱うには

テーマトレンドは、相場の本質的な動きを原因ありか、なしかを判定することで、順張り/逆張りの優位性を確認できる、それを波を使って判断する、といった内容でした。

しかし、だいたいの人はお仕事をされていると思いますのでずっと相場を監視し続けることは難しいでしょう。仮に「節目節目で通知がくる」ものがあったとしたら、どうでしょうか。

※はいはい、画像も出してるし異世界アラートでしょ。って思った方もぜひお読みください。ユーザーであれば理解が深まる面もあるかと思います。

もしも通知があったら

例えば、☆の位置で通知がくるとしましょう。

そうしたらどの位置も「手前に波がないのでテーマトレンド説」を疑います。特に二つ目三つ目は続いているのでロングの優位性は間違いなく低いです。したがって、優位性のある選択肢は「回避or追撃ショート(戻り目を狙うと良い)」になります。

もちろんロングの優位性が低いとわかるだけなので、主に逆張り回避として考えらる場面であるので、追撃をショートをする場合はもっと別のフローでの策定もぬかりなくしなくてはいけません。(基本当サイトのポリシーは負けにくいエントリーポジションを探すことなので)

ただ、この節目節目で通知があれば、チャートをほとんど見ない方でも、いいエントリーポジションが探せる可能性は大幅に広がると思います。これを自分手法に取り込んで、インジケーターやローソク足などの規則的な何かを取りがとしても、通知位置がめちゃくちゃになり、実際リアルタイムで右側がわからないときは正しい判断にはなりません。

そこで、物理学を応用した異世界アラートによる「正確な節目の通知」という機能が活きてくるわけです。

実際の異世界アラート通知位置

先ほどの解説とは若干ことなりますが、異世界アラートは実際以下の個所で通知されています。※異世界アラートは利用者全員共通の位置で来るので、解説用に都合良い位置でごまかした記載をすることはできません。


では、それぞれの通知時でのテーマトレンド視点での考え方を言語化してみます。

これが異世界アラートマニュアルに掲載している【Dルート】のとり方の一つとなります。もちろん流れや中央値をはじめとした他のフィルター方法もあるので他の記事もぜひ。(ルート詳細については上タブの「異世界アラート」マニュアルをご参照ください。)

「波」があるときは?

波があるときは、拮抗した売買があり、参加者が買っても売ってもどっちでも考えられる材料が整ったレンジ場面の可能性があります。

それぞれ通知の後に、波を確認します。

黄色い枠で明確にジグザグした波が出ているのでテーマトレンドの可能性は低いと考えます。この場面では、どのあたりで引き返すか、流れと中央値をはじめフロー表などを用いて探します。例でFEを使ってみます。

こんな感じで、テーマトレンドじゃないときは策定次第で、逆張りという乖離埋めの転換トレードが可能な場面があります。いわゆるA/Bルートですね。「わかってたけど指値が刺さらなかった~」っていうひとは、そもそもわかっていないということです!例題ではどちらもFE261.8ですが、261.8が強いとかは全く意味ないので勘違いせぬように。。



これがテーマトレンドの有無を利用した、優位性のとり方で、僕自身が勝てている理由の極めて本質的な部分です。最初は、フラクタルゾーンという抽出方法で観測していましたが、僕自身兼業なので通知があると便利なので開発をしたのが後の異世界アラートです。

通知通りにエントリーする”サインツール”や、異世界アラート完成後にやたら増えた偽物のアラートさんとは完全に違うものです。偽物アラートさんが、僕の解説を真似て「このアラートは考えるためのものです」なんて言っている人もいたんですが、「異世界アラートは規則では絶対特定できない節目をほぼ正確に通知する機能で考える」ものなので同じようには絶対できません。オシレーターとかの設定では、どうしても値幅や時間や指標で誤った通知になってしまうんです。



話を戻して、異世界アラートという切り口で最後にテーマトレンドの実例をご紹介しました。もちろん、波だけで分析が可能なわけではなく、フィルターの一つとして優位性を考えられるトピックスとして、この現象を【テーマトレンド】と定義しました。ぜひ、参考になればうれしいです!

この記事の執筆には約11時間かかりました。疲れた。。。



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