いつもありがとうございます、はるので~す!
今回の記事では「エントリーポイントに悩む方」に向けて、”平均値幅”の視点から考察できるポイントを書いていきます!
あくまで複合的なポイントの一部として、取り入れていただけると幸いです!
エントリーポイントを探る。
「1点取られるということは、1点不利になることだと思うか。駒の数が限られた将棋の世界でも、時には自分の飛車をも相手にささげることがある—————。」
FXにおいては、含み損を全く持たないようにするのは「スプレッド」があるので無理だろう。すぐ含み益に変えるなら、それは運を除いて相場操縦や不正の類しかない。
つまり、含み損という概念は「勝つための布石」であるとも言えるのではないかと思うんです。
しかし、人間弱いもので、予想に反して含み損の金額が大きくなったり、持ち時間が長くなってくると「消して安心したい」という感情に理由を付けて「損切り」と呼んだりする人がいるのだが、そうなるともはや布石を投げ捨てただけ。
では、この「消して安心したい」という感情を”想定内”を広げていくことで少し抑制できるのではないか。今回は、平均値幅を用いてエントリーポジションを探します。
平均値幅
通貨ごとに、平均の変動値幅がある。
例えばドル円(USDJPY)で言えば、1ドル103円が、明日急に200円になることは、おそらく無い。この記事を書いている当時の変動では、およそ1日平均で0.5円変動している。
変動平均を確認する手段は日足をみるのでもいいし、簡単に確認できるサイトもあると思うのでお好みでいいと思うが、僕は「market_price_kai」というインジケーターを使って、PCのMT4で確認している。
「market_price_kai」で平均値幅を見る。
この右側の数字が、「market_price_kai」です。
ドル円で表示しているので、DAY(20)というのが20日間のドル円の平均値幅です。証券会社により違いが出ますが、大きく変わるわけではないので、今回はおよそ1日に0.5円くらい変動しているということにします。
先に、抑えなくてはいけないのが、この平均を計算する期間内(この場合20日以内)にイレギュラーな政治的動きや指標が無かったかどうか。
もしあるのであれば、平均値が偏った値になる可能性もあるので一応気にしておいてください。
「平均値動き量」から読み解くエントリー基準。
「1日の平均値動き量」をどうトレードに活かすか。
まず、1日の値動きとは、すなわち「日足」のローソク足1本分です。では、下の日足を想定した図をご覧ください。
1日(日足)が切り替わった時点から、平均値分変動する方向はどっちなのか考える。
これだけで見えてくるものも多い。では、以下の画像に続きます。
例えば、まだ半日程度で重要指標など絡んでないうえで「平均値幅」を大きく上回る値動きがあったとします。
するとどうでしょう。需給で通貨ペアは変動をしてるので、何らかの「偏ったトレード(損切りや利確が集中)」があったとします。基本的には、かなり大きい目で見ていくと収束していく(必ずするわけではない)のが、確率論としての平均なので、つまり【異世界アラート&勉強会で言うところの優位性が重なった場合】リバースダイバーやABCルートなどもこのポイントになることもある。複合的な視点の一環にするには、十分すぎる観点。
では、もう少しだけ。例として「異世界アラート&勉強会」要素で解説します。
「異世界アラート&勉強会」で見る。
例えば、まだ平均に満たない場所でUPアラートが出るとします。
わかっている人には不要ですが、ここまでの解説だけだと「まだ平均に達してないし、Dルートの追撃ショート!」となる方もいると思います。しかし、一概にそういうこともありません。あくまですべて並列な複合解釈であるので...
いるかホテルチャネルもあわせて見た流れやツール、時間や引き付けなど揃っているなら、下の平均を目指すのではなく、そこから始値に戻り、更に平均分上昇する可能性もある。
もちろん、流れ不一致や中央値付近など、異世界アラート&勉強会の模範的立ち回り方を合わせればDルートの検討も可能です。↓
つまり、異世界ではなくでも、なんらかの自分のエントリー基準でポイントをサーチしてる段階で、「平均値を考えたら今日この後どっちに優位性があるだろう」という観点を、過信することなくすべての根拠で並列に取り入れるなら、エントリーや利確で使えるのでは、と思います。
以上!
上記画像(勉強会テンプレートセット)にも採用されている1時間足で日足をマーケットを分離しつつ見れるインジケーターもありますので、日足をみて普段トレードされていない方は、今回の記事を1時間足でぜひ参考にしてみてください!
別に何時間足で見たって見てるものは一緒。1時間足が~4時間足が~どうということはない。ツールを使うときに切り替える以外は基本どれかひとつ(1時間足以上推奨)でいいと思いますので。
それに、時間足を複数切り替えると、「気づいた☆見つけた☆この法則☆」系の低IQ症の発症機会が倍増するので、苦戦してる人は特に1つでいいと思うんですよね。MTF(複数時間足)の手法論者も多く居るけど、結局それ見て勝ち続けている人続出してないので、あくまでそれが本物だったとしても、基礎力が違えば言語化していない範囲のほうが大事だったりします。
くどいようですが、”勝ち”という優位性に確率論で収束させるなら、絶対に何かに気づいた気になっても見つけた気になっても「今行っているものを崩さないこと」ができなければリセットになります。もし勝ち方に気づいたのなら「それに従ってチャートは動いている?」と自問自答すれば、んなわけないwって冷静に考えたら思います。
しっかり、軸は崩さず、増減せず、今行っていることをしっかり継続するための何か、だけ収集できるといいですね!