「勝てない理由」から逆算するトレード戦略

「勝てない理由」から逆算するトレード戦略

FXトレードで資金を減らして、商材やサロンや手法で負け、あげく勝てる方法を求めて、このサイトを訪れる方が多く居ます。しかし、残念ながら手法や勝ち方のようなものは掲載されていません。

僕は月に何百万もプラス利益を出すことはありますが、「手法」や「パターン」を使ったトレードはしていません。特殊な「インジケーター」も使用しません。そして「検証」もしていません。正しくは、そもそも理論やインジケーターも結局はチャート本体から計算されたものです。僕は必要な情報をチャートそのものから直接読み取っているので、特にオシレーターなどを見る必要がない、という事なんです。

僕はFXで人から直接1円ももらっていないし、商材屋でもないし、そもそもすべて登録など一切なしにこのブログで大事なところを見れるように記述しているので、怪しいと思う人もいるかもしれませんが、全部読んでもらっていいと思ったところは習得して帰っていただければ結構です!「結局note売ったりする輩」が多いなかで、ここまで全部出している人はいないんじゃないでしょうか。

勉強すれば検証すれば、だれでもFX勝てるわけないじゃないですか。成長したって「負けトレーダーとして成長」してるとは思わないのでしょうか。まずは、この4つから、このサイトがなぜ負けトレーダーを減らしているかを確認して、興味が出たらぜひこのサイトを読み込んでくださいね。

このサイトでは「現役トレーダーの僕が、本や他の商材を買うことなく、このサイトのみでFXトレードの大事な要素を網羅する」ことを目的としています。最終的には他のサイトや他のトレーダーを参照しなくてもいい段階まで仕上げていきます。

①「検証」してるのに、なぜ負けてしまうのか。

負けているトレーダーのほとんどは「検証」をしています。勝っているトレーダーって、してないですよね。

検証をしてから、かなり好調だったのに、最後はコツコツドカンでロスカット。それって、そもそも「検証」になっていると思いますか?



僕も負けていた時代はたくさん商材を買って、サロンに入って失敗してきました。

負けた後は「調子が悪い」「新しい手法や商材探す」「インジケーターのパラメーターを調節」「検証ソフトで練習」など、よく言っていました。そもそも、この検証って意味があるのかなって思ったんです。

「カーブ・フィッティング」を知る。

結論、検証と自分で思い込んで調整したり合わせたりしていた行為は、カーブフィッティングと呼ばれるものでした。

カーブフィッティングとは、過去の相場にぴったり合うように過剰に最適化することを指した列記とした金融用語です。過去の相場に合うようにロジックを合わせるので、当然ながらバックテストの成績は優秀になりますが、実際のFXトレードは値動きが不規則のため、バックテストの結果通りに行くという確証には至らないんです。

・インジケーターを増やしてみる。
・インジケーターの組み合わせを変える。
・インジケーターのパラーメーターを変える。
・マルチタイムを加えてみる。
・反応の良い通貨(GOLDなど)に使ってみる。

...心当たりはありませんか???これは検証じゃなかった、ということです。


誰でもわかることですが為替は一日に動く値動き量が不定かつランダムなので、それであれば過去にカーブフィッテイングさせている検証だと思っている行為は、過去相場に手法を合わせただけの行為なんですよね。


つまり「検証」だと思っているものは、終わったテストの回答に答えを記入しているようなもので、次回の予測が出来るようになるものありません。

過去に合わせただけのロジックなら、過去から逸れたところで破綻になります。以下で図解します。


調整したり直近で勝っている人の手法を買っても直近で勝率の高いEAを買ってもそれ通りの波形が来ないなら負けて当然なんですよね。


調整したり、過去分析でぴったり合って「ゾッとした」「テンション上がった」「手法が出来た」なんて世紀の発見も、勝手に自分で勘違いしているだけなんです。それで負けているのであれば、まずはそもそもFXトレードは「検証」とか「勉強」じゃないという事から、しっかり確認してくださいね。

まとめ

インジケーターの調整や、波形に対して引いた線が当たっても、それは既に「過去」のものに合わせただけのもので「検証」ではない。

SNS上にはいかにも検証が当たりまえのようにされているが、そもそもそれで負けている事実から検証すべきだと思います。このことから「新しい手法が出来ました」とか言っている人も間違いなく長期的に勝てていないのでそういう人は視界に入れないほうがいいですよ。人類完全な投資手法の確立がこれまで出来ていないのに、そんなすぐ新しい投資手法なんて出来るわけないじゃないですか。

②実は「FXで勝つ」だけなら、誰でもデキる

”勝つだけなら、誰でもデキる”。

意味が解らないと思いますが、これが本当に重要なのでしっかり読んでいってください。

まずは直近のチャートで説明しますね。以下の画像では「ドル円で直近の相場を1時間足」で開いており、この画像ではおよそ1週間分表示しています。

では、問題です。「この1週間で、どこエントリーしたら負けるのでしょうか」。

FXは「どこで負けるのか」

この1週間「ロング=BUYで入った場合」は、どこで負けてしまうのか。

まず、今週の「最高値から確認」していきますね。

上記画像の赤ラインが、今週の最高値となります。当たり前ですが「最高値付近で買わなければ=ロングしなければ、実質利確は可能」ですよね。

スプレッドなど細かいことは一旦抜きで、下記画像の青枠でエントリーしても、結果論から見れば利確は可能です。

値幅やスプレッドは一旦抜きでは、「プラスで利確」だけを目的とすれば、勝つことはできます。では、更にこの一週間で「ロング=BUY」が利確不可能なポジションを見ていきます。

↑上記画像の赤枠でロングで入ると確かに利確は出来ないと言えます。しかし、逆に赤枠をつけていないところでロングエントリーしていれば、勝てているんです。

では、今度は、ショートの方も見ていきます。

青枠の部分でショートを打たなければ、どこでショートを入れても「利確」は可能です。


つまり、実はよく考えれば常に上下に波打っている為替相場では実は「負ける方が難しい」のです。スキャとかデイトレードとか言う前に、まずここから整理してください。


あと、このチャートでは明らかに「ショート」の方が優勢なのはわかりますか??利確不可能な場面がロングに比べて、ショートは少ないんです。

なぜこの例題では「ロング」より「ショート」が安全なのか。

わかりやすく、ローソク足を消してみますね。

...わかりますか???

相場の「流れ」が、下向きなのはわかりますでしょうか。


順張り/逆張り、という情弱ワードを書きたいわけではありません。しかし、これがこのサイトで「流れ」と呼んでいる非常に大事な観測方法になります


このチャートではいるかホテルチャネルというオリジナルのインジケーターを使っていますが、このインジケーターが特別なわけではなく、MA(移動平均線)などでも同じようなものは見ることが出来ます。なお、直近に追従する「エンベロープやボリンジャーバンド」は似てますが、全然違う流れになるのでおすすめしません。

こういったチャートそのものから考える向き合い方がこのサイトで書いている僕のトレード方法の一部になります。他にも「テーマトレンド」や「パラボラ」や「リバースダイバー」など超超超重要事項もありますので、もし興味があればこのまま読み進めてください。

まとめ

実は「ロング=BUY」でも「ショート=SELL」でも、1週間で見てみると、完全に負けてしまう部分は限られる。極論値幅さえ狙わなければ、勝つのは難しくない。

かといって、現実的には値幅も狙える時には多少狙うべきではあるので、重要なのはエントリー時にどんな手法や理論で方向を決めるかよりも、現在のチャートの流れや波形を見て、長めに狙うのか、短めに確実に取るのかを見定める方が大事。

その手段が、このブログです。

③でも、勝てない。

本来「プラス利確」することはそんなに難しくないのに、勝てない状態を更に作り上げているのは、間違いなくトレーダーの落ち度なんです。

・値幅を狙う
・必要のない損切りで負けを増やす
・ナンピンや追加エントリーでの証拠金の圧迫
・高ロット

もちろん他にもありますが、上記のような「余計なこと」が、FXトレードの難易度を更に上げている「負け要因」をやしているということが見えてきたと思います。

そんな「負け要因」をどうして作ってしまうのか。それこそ手法や理論、リスクリワードで謎損切りや値幅伸ばしなどが原因なんです。

一見して、勉強して極めれば、勝てるようになるように思いますが、実は勝てているのは「手法や理論やメンタル」のおかげではないんですよ。逆に、その手法などでいずれくる「調子が悪い」という名の、大負け要因を生み出しているんです。いいでしょうか。アナリストとか、経済に詳しい(笑)人のツイートや目線や先出は、あなたが「プラス利確」する妨げになっているんです。もっと要因にフォーカスする必要があるということをご理解いただけたでしょうか。

まとめ

目的への過程が「勉強」なのは子供でも分かること。

FXで勝ち残るのに必要な「勉強」は用語や操作方法を覚えることまでです。あとは、どれだけ手法や理論を学んで繰り返してもそれが目的につながっていなければ勉強ですらない。

トレードにおいて、負ける要因を増やすのは実は「手法や理論をそのまま使ってしまう自分」だったりするので、それよりも大事な環境と優位性の判断から始めるべきだと思います。

また、確実にお金を増やしたいなら、FXは仕様上向きません。転職して給与を上げて支出を減らすなど、基本的な部分から取り組まれることをお勧めします。投資がいいなら、投資信託を小額で行うことから始めましょう。FXは最高難易度の投機なので、素人が勉強して検証して勝てると思うなら、まずはFXがどんなものか勉強不足なんだと思います。

なんで為替が動いているか説明できますか?出来ないのに、もしFXをやっているなら正直向いてないどころじゃないと思います。

④相場の「勝率」って、そもそもおかしい。

そもそも教則本の内容やみんな信じてる理論とか手法とか商材とかチャートパターン、プライスアクション、インジケーターって、「それで勝てる」って実証された明確なデータってあったんでしたっけ?

別の記事でも書きましたが一応僕は海外の投資論文もみてきましたし、テクニカルアナリスト協会の会員にもなりましたが、そんな文献みたことないんです。


例えば、本などに当たり前に書かれている「ヘッド&ショルダーで~」は、それがどういう計算でどのくらいの確率が示されているか、そしてそれを利用した実データがどうなっているかどなたか確認していますか??? それと同様に、引いたラインやレジサポなる理論、ハーモニックパターンやエリオット波動など。みなさんは研究結果って実際どのくらい確認しているのでしょうか。


「有料note」や「サロン」もそうですが、その内容に確率が掲載されている際、チャート中のどの指数をどう計算して、それを実際に検証し、今も続けられている実証データもあるんでしょうか? EAテストで出た勝率や、サロン手法主のトレード画面を載せただけの勝率なんて、そもそも何のデータにもならないですよ。だって、簡単に言えば、日々ボラティリティが変動するので、値動き自体「定量化できない」わけで、その点をどんな計算でカバーできるのでしょうか。

そもそも、FXは勝率100%はほぼ不可能です。あなたが信頼しているトレーダーやサロン/商材主の人って「どのくらい負けていますか?」。もし、その辺が不透明で在れば、普通に怪しいので近づかないほうがいいですよ。

まとめ

相場はチャート自体が「不規則」な値動きをしているので、そもそも相場に対して確率の計算をすることは難しい。

もちろん長期的に何年ものデータから、最大最小値動きを踏まえて、傾向を出すことは「平均」面では可能かもしれないが、あくまで傾向であって未来予測ではない。

当たり前のように本やSNSで手法や理論や勝率を語っているが、それをトレード履歴ではなく、数字で見た場合の計算式では一体どうなっているだろう。そして、それは100%ではないのであれば、「負けているトレード」はどのような条件でどう処理されているのだろう。その辺が不透明で在れば、その文献やトレーダーを信用するに値しないと思われます。

注意事項

投機スタイルやトレーダーの性格によって、万人に使える内容ではございません。また、資金を減らさないようにする方針に対して最大限コミットを目指す内容になっていますので、「負けなくなる」わけではなく、「稼げる」わけでもありません。あくまで無理のない自己範囲でお取組みください。

よく「もう資金を減らしたくない」「もう負けたくない」という連絡を貰いますが、FXトレードやレバレッジというシステムそのものが資金を減らすデメリットのある行為となりますので、それであれば手法やトレード方法を変えることは、抜本的な改善にはなりません。そういう方は、間違いなくFXを辞めるべきです。

「いつか稼げる」という気持ちがFXを楽しくさせてしまいますが、負けているのに続ける時点で、依存してしまっているので、投機は出口と言いますが、しっかり”FXを辞める選択肢”も持ってくださいね。

まとめ

どうでしょうか。ここまでで検証と思っていることは検証ではなくカーブフィット」で「そもそも勝つことは難しくないのに負け要因を自分で増やしている」わけで、「勝率というのも当てにならない」ということをざっくり書きました。

もちろん細かいことを書けば手法や理論を無駄だともいいませんが、まずは検証と称してインジやトレードを”調整”することを辞めて、余計なことをしない、インジケーターもほとんど無しにすることがお勧めです。

そして、もしこの本質的なトレード方法を本物と見抜いてくださった方は、以下の目次に沿って複合的に実践してみてください。最重要注意点は「他の手法や他のトレーダーの内容を絶対に組み合わせない事」。すべてでバランスを取っているので、書いていない事を組み合わせるとすべてが無駄になります。そして、これらは「勝ち方」でも「稼ぎ方」でもありません。

鍵付きのページと「異世界アラート勉強会」について

基本的には、すべての閲覧可能のページに大事なことを書いています。まずは実践してみてください。

しかし、どうしても「他のトレーダーの目線やポエムを見てしまう」とか「インジケーターを見ちゃう」とか「自分ルールが」とか、色々コントロールできない面もあると思います。その方々の為に「インジケーターなどを見なくていいように異世界アラートで安心感を」出して、アウトプットして考えを補正する勉強会を開設しました。

なので、勉強会に入ってもこのブログで見れるページ以上のものはありません。

↑鍵付きのページや、「相場解説」は、そんな異世界アラートを使用したバイアス外しをしながら相場をしっかり見ていく勉強会のための記事となっています。これがあるから勝てるとかは無いです。なので、そもそもアラートが本物かどうかとか、勉強会が怪しい思うかもしれませんが、このブログが全てなので内容はすべてオープンなんですよ。「見て、あいそうなら使ってみる」というものです。たまにアンチっぽい人が現れますが、僕が勉強会参加を断ったりすると、腹の虫の居所が悪くて何やらかかれることはありますが、全部公開しているので何も突っかかられることはないんです。


では、まとめになりますが「余計な事をやめてトレードしましょうね」ってのがこのサイト、及び僕の主催する勉強会です。勉強会の道具のひとつとして異世界アラートを添えていますがこれも「余計なことしないため」のものです。なので、アラートを使うかどうかは関係なく、後述する目次の「バイアス=思い込みを外す」がめちゃくちゃ重要なページになります。逆に「異世界アラートを欲しい」って思ったら、商材脳なんで、しばらくFXやめた方がいいと思いますよ。これで勝てるなら、さすがにお金取りますから。笑


宜しくお願い致します。

FXには不正を除いて、勝てる方法なんてそもそも存在しておらず、負けないようにどうすればいいのかを徹底するしかありません。僕だって何百万も負けます。それがわからず、勝ち方や手法やインジケーターを探しているなら、まだ勉強期間ですので、借金しない程度に徹底的に負けてきてください。

そして、商材脳も溶け、手法やインジケーターでは「長期的にどこかで負けてしまう」ことを本当に理解された方は、ようやく初心者突入です。辛かったですよね。Twitter界隈の商材屋さん達って今思うと怖いですよね。お疲れ様でした。


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僕は目的があってSNSや当ブログを運営し、「勉強会や異世界アラート配信」も行っていますが、いつまでもこの界隈にいることはありません。

ぶっちゃけ常に為替は変動し続けるということは「リアルタイムにトレードしているか」が全てだと思っているんです。過去に何億稼いだとか、リアルタイムを装ってもどのくらいの資金量でどんなロットでトレードしているか一切見えない人ばかりじゃないですかこの界隈。そんな人に教えを乞うって、ぶっちゃけヤバいと思うんです。だから、僕は、全部は出せませんが公開用にしてる口座の一部で、たまにリアルタイム性の根拠を出しつつ、稀に出金画面も合わせて出し続けています。なので僕がFXを辞めたらこのサイトも価値がなくなると思っていますしね。


感謝とかは要らないので、どうか誰が相手でもこのネット社会で誹謗も中傷もしないで、他人に少しでも優しくしていけるといいですね。知らない誰かにも、やさしさをもって親切にいきましょう。


HARU NO YUKI

目次

1.FXの基礎

2.【重要】思い込みを外す

3.そのインジケーターって「本当に必要なの?」

近日各インジケーターで負ける理由を掲載します。

4.準備編

5.実践編

6.【超有料級】エキスパート編

7.その他

8.おすすめトピック

勉強会参加者用の目次

随時更新中です。目次に入っていない記事もありますので、サイトトップの記事一覧でご確認ください。