知っておくべき!必須FX用語まとめ【保存版】

いつもありがとうございます、はるのです。

今回の記事では、FXトレーダーが絶対抑えておくべきだと僕が思う用語をまとめます。基本的にはこの記事に載っている用語を押さえておけば、このサイト基準のトレード内容は問題ないかと思います。


言葉だけ知っても意味がなく、「製作者の意図」に本質はあるので、うわべだけで覚えた本やネットのよくわからない用語は忘れちゃってもいいと思います。”トリプルトップで下がる”事が本当に事象として確定的に起こるなら、三回いいことがあった後には悪いことが起きるハズですからね。


では、書いていきます!

【最重要】【基礎】【独自定義】の3部構成です。

最重要用語

確証バイアス

このサイトで最も出てくる単語「確証バイアス」は、自分にとって都合の良いことだけを見て集めてしまう思い込み現象で、FXで負ける最大の要素のひとつ。

例えば、ポンドやゴールドなどの値動きの大きいものは、瞬時に稼げて魅力的に思ってしまう為、大人気の通貨であるが、それは「値動き大きい=めっちゃ稼げる」ということしか考えられなくなっている。現に、ゴールド中心でトレードしている人は一般人はほぼ全滅だし、残りは低ロットか商材屋の嘘履歴しかない。周りを見渡せば負けている人しかいないのに、一撃で大きく稼いだ情報だけしか見えなくなり、最終的には自分が負けても次は勝てるかもしない妄想を抱く。

パターンとかラインとかインジケーターのパラメーターとかハイカルチャーな固有名詞を並べるのは好きにすればいいけど、それでみんな勝ててないよね、って話。僕がFXの負けループから抜け出した「負けトレーダー集」という行動もそうですが、物事の本質は相対性にあると思うので、自分の考えと大局の情報もしっかり収集するといいかもしれないですね。

エコーチェンバー

正式には「エコーチェンバー現象」って言うんだけど、これは自分の考えと同じような意見を見聞きしていると、どんどん自分の考えが確信になってしまう現象。同じような趣味嗜好のコミュニティにいると大概が発生してしまうので強烈な「FX界隈」なんかは極めてこれに当たると思います。

例えば、水平線(ライン)で勝てそうだとあなたが思っていたとします。SNSでライントレードを検索すれば数多くの文献やトレーダーが出てきて日々取引をしている人を見つけることが出来ます。そんなとき「間違ってなかった」と、自分の考えが増幅・強化されてしまうのがこれですね。まぁ安心感、みたいなものでしょうか。

それで本当に勝っている人はほとんどいないだろうし、実際自分も負けているのなら、エコーチェンバーで確信を抱く前に、一旦SNSを絶って確証バイアスを解くことからはじめよう!少なくとも、誰かのイイネやRTなどで回ってきた凄そうなトレーダーの記事に目を惹かれたりするうちは、まだこのサイトや勉強会は早いと思います。

サイバーカスケード

考えの同じ人同士で集まって閉鎖的なコミュニティを作ってしまう現象の事。

どんなに近い距離間の人とでも「意見の相違」は当然ある。が、サイバーカスケードで形成されたコミュニティでは”みんな賛同する”状態になるので、自分が間違っている気分を抱きにくなる。つまり”全く勝てないサロン”で”負けトレーダー同士が検証しあう”なんて、普通に考えてみればそこは素人集団で参加する価値も無いのに、そんなところにも違和感も感じなくなる。


このサイトや異世界勉強会を含め、いま参加しているコミュニティは「本当に価値があるか?」しっかり考える時間を常に持とう。それは、みんなにとっては価値があっても、自分には全くないケースもあると思うので。異世界勉強会参加者に常に合わなければしっかり退会してね、といっているのも、この状態に陥っていないかの確認だったりもします。

検証

基本的には「感想」、よくても「傾向」にしかなりません。負けている参加者同士で検証をするようなサロンは時間もお金も無駄になるので絶対やめた方がいいですよ。

カーブフィット

なぜ検証が感想にしかならないかと言えば、「カーブフィット」になるからです。過去検証で合わせたものは「過去にフィットした」だけで、未来予知機能は一切ありません。

詳しくは下記へ。

利少利大

「損小利大」という言葉は、机上の空論レベルの話です。

もちろん必要な損切りはあるし、それが「大きな損切り」であるかもしれない。利益が小さくても損を上回ることもできるので、損小利大なんて言葉にどれほど意味があるのだろう。

それを体現化した「リスクリワード」という、損切りを小さくして利益を伸ばす方法だが、そもそもそんなことで勝っている人は続出していないわけで、不確定な相場で損益を対比で持つのは数学的にも普通に理に適っていない。ただ最もらしく見える字面なだけだと思っていて。(もちろん状況を観て使う分には不要ではないけど)

なので、僕が勝ってきた道でもあり、他の方が勝っていくための道は「利少利大」であると思っている。危ないときはすぐ利確、伸ばせそうなときは少し伸ばす。これをまず突き詰めて、イレギュラーがあれば損切りを考える。大きく減ってもやり直せばいい。

本当に勝ててる人はみんなわかっているが、FXは勝率でもリスクリワードでも勝てないんです。それを飛び越える為のテクニックも存在する。

「勝ち」と「負け」

「一回だけトレードして利確したらもう二度とやらない人」以外は、利確は勝ちではなく、損切りも負けではない。青文字を連続させても、それが全勝ではない。

FXで勝っていくうえで、必ず通る門は”納税”である。少なくとも、納税証明書に利益で出せないなら、勝ったと思うのも負けたと思うのも、まだ早い。年単位で考える癖を付けよう。1万回トレードすれば勝率90%でも1000回も負けることになるしね。

というわけで、そんな利確画面で勝った負けた言ってるうちは素人だし、それでしか証明できない商材/サロントレーダーもまた、素人である。

「有料」と「無料」

相場で絶対に勝つには「価格の操作」か「価格が変わる政治理由/証券会社の内情を知る」としかない。なので基本的に有料と無料の違いは、お金を払うかどうかのみ。

やっかいなのは「有料」の方で。あなたが「10円の化粧水」と「1万の化粧水」なら1万の方が効果がありそうに見えるよね。実際はどうかおいといて、「お金を払うと価値が誇張される」ので、信者化しやすい。

もし有料のサロンや商材を買って、いつか練習して勝てると思っているなら、今が未来だと思って、ほんとうにそこの人たちは勝っているのかということを落ち着いて考えてみてください。プラスで利確することは勝ちじゃないですからね。

基礎用語

スワップポイント

MT4画面

通貨ペア同士の金利差。毎日決まったスワップが付与されるので、プラスであればホールドで毎日お金が増えるのだが、基本結構マイナスなので、ロングホールドは避けたいところ。各通貨ペアごとに設定されていて、変動もするので、余裕があればトレード前に見ておくといいかもしれない。

「土日の分は?」と言えば、トレードできない/証券会社が基本やっていない土日に付与されることは無く、だいたい水曜日あたりに土日の分という事で3倍(3日分)の付与となる。

スプレッド

FXには買値と売値という価格が存在して、その隙間がスプレッドと呼ばれている。上記の画像をUSDJPYで見れば0.015円の差なので、その分「マイナスから始まる」。これは、証券会社の利益の柱となるトレード手数料のようなものです。

AブックBブック(興味があれば調べて)や証券会社によってこのスプレッドも開きがあり、事実上ほぼ0円も存在するっちゃする。でも、そういうところでメリット出しているような会社は落とし穴が多いので結構気を付けた方がいいかもしれないですね。ちなみに時間や出来高、急な政治発言などで大きく開くことがあるので、トレード前は特に注意しましょう。

ストップ狩り

ヘッジファンドの仕業ということにしてる証券会社様によるトレーダー全滅作戦。これが無い会社で取引しようね。

難平(ナンピン)

相場用語ではあるが、レバレッジをかけるFXには危険分子になるレベルで絶縁すべきワード。現物におけるナンピンは平均取引価格を耕すような戦略的なポジ取りになるが、レバレッジトレードはただのリスクでしかない。本に書いてあるからとか、やっている人が多いとか、自分がそれで助かったことがあるとか、そういう思ってる人は一回よく考えてみてください。

VIX(ボラティリティインデックス)

世界恐怖指数?だっけか。そんな感じのもの。見れるチャートも多くないのであまりよく知らない人もいるが、かなり大事な指数。計算元はSP500から算出されているんだけど、そんなことはどうでも良くて、

あなたがお金を預けるとしたら「安全な銀行」か「怪しい銀行」だったら、前者の安全を取りますよね? その様なイメージで、世界が恐怖していればいるほど”安全=資産価値が守れそうなところ”へお金は流れます。つまりそういった通貨のレートが上がる、至極当たり前な話。あまり世界が恐怖していないなら、投機的な通貨の運用も増え、結果そういう対象の通貨が増えます。その確認指標の一つがVIXですね。

とはいえ、VIXの通りに動くわけでもないし、死語である「リスクオン・リスクオフ」も当てにならない。要はそれを受けて、投資家がどう動くか、が本質です。そんな判断材料のひとつとして、VIXは確認しておくといいでしょう。

プロスペクト理論

すぐ利確してしまったり、損切りできずに負けたり。「利益をすぐ取りたくなる/損は今後の期待感で放置してしまう」現象。短絡的な人は、この現象の対策として、リスクリワードを挙げるのだが、前述したようにそれが出来ればみんな勝っているので、そういう”言葉に振り回されている人やポエマー”はもうどうしよもないから放置しておいて、まずはプロスペクト理論云々より、基礎的なトレードルーティンを作っていきましょう。

インジケーター

相場から、何らかの計算式で抽出した数値を視覚化したもの。相場から計算しているので「遅れた情報」である。使えないとは言わないけどパラメーターを弄れば予想の精度が上がるように見えるのはただの思い込み。「それっぽく見える」ことから、商材屋はたびたびこれを使って負けトレーダーからお金を簡単に吸い上げる。

値幅

負けトレーダーが、承認欲求を維持するために小額で「ドヤる」ための指標。

レジスタンス/サポートライン

証券会社やアプリケーションで通貨の価格が違うことをまだ知らない負けトレーダーの祈り。意識すべきラインがあるなら年初来高値/底値など。

トレード記録日記/ツイート

練習すれば、勉強すれば上手くなれると勘違いしている行動。これがダメだと気づけてようやく初心者。

GOLD専門/ポンド大好きトレーダー

短期的に勝って、長期的に全く勝てないトレーダー。

ニュース

素人が通貨価値として判断できる内容じゃないもの。

損切り

利益を増やす過程で不要な損を捨てること。闇雲に、切るのはただの損。

「証拠金がやばいから損切り」するなら、証拠金が足りないのかロットが大きい。「ポジション整理をしたい」なら、FXの適性があるかも整理すべき。「リスクリワードで損切り」するならお金が増えてないなら無駄。

因果で考えるなら、テーマトレンドに飲み込まれた/引き戻しを狙えない。というくらいではないだろうか。それでも大きな損はするわけだが、エントリーする以上、大きな損は「想定内」であるはず。損したくないならFXをそこで辞めるしかない。

「FOMC」と「雇用統計」

あなたは「お金が増える口座」と「お金が増えない口座」だったら、当然お金が増える口座に貯金したいですよね?

世界には金利と言って、厳密には違うけど、”得できるようなもの”がそれぞれの通貨などに存在する。「金利が増える!」というのはその通貨が欲しいことに直結するわけで、相対的に価値が上がるわけで、この金利という指標について世界中が常に耳を傾けている。

さて、たまに聞くかもしれませんが「FOMC」というものがあります。これはFederal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、アメリカの金融政策を決定する会合のことです。ここではFOMCでは政策金利の引き上げや引き下げの判断をしています。そう、最も重要な要素の一つである「金利」についての話。ここで新しく「金利が上がる!下がる!」という話が出たなら、世界のお金のバランスが一気に変わるという事です。


つまり、バランスが変わるレベルならその前後を起点に「テーマのあるトレンド」が生まれやすく、バランスが変わらないなら変わらないでそれでもまた「テーマのあるトレンド」になることはある。結果的に予想通りだとしてもそれを受けて安心して取引する人もいるので、出来高はあがり、偏れば”行って来い”みたいな大きく動いて元に戻ることもある。そんなFOMCの判断基準にはご存じ「雇用統計」が大きく関係します。


なので、FOMCや雇用統計、その他指標、重要人物の発言はそれ自体が動かしているというより、「金利」という心臓の話であるから動くという因果関係です。ですから、なんか「今回雇用統計動かないな~」とか言ってる人もいますが、そういうことじゃなく、そこに金利に関する重要な事項が無く出来高も寄らなかったということです。もちろん、それだけではないですが、大きい意味合いとしては金利を抑えていくと、これに限らず全指標が多少は因果の一部になるかもしれません。


ただ、「金利が上がる」=「価値が上がる」でもないのです。それを取引している大口が「みんな価値が上がると思っているから売り玉降らせたろ!」としたら大きく下がることもあるので。なので、いずれにせよ内容で勝手な素人判断はせず、バイアスを持たずに、危なそうなら辞める、というジャッジをしていきましょう。

独自用語

本やネットにはないもので、これがあるから勝てる的なものではないが、このサイトを使う際に、必要な相場要件を指した造語です。

テーマトレンド

”波が無い”状態。これを意識して、トレードする事で相場の波形を自己判断で分析できるようにする狙い。ファンダメンタルズはテクニカルに織り込まれますからね!

パラボラ

無限に続くかのようなテーマトレンドの”終わり際”をジャッジするための判断基準。

リバースダイバー

出来高が偏った上昇/下落においては、多くのポジション回収が終わると、偏った出来高が入っていたであろう価格帯に向かって戻る現象。

たくさん買って異常に押し上げた波があるなら、それが無くなれば落ちるよね、的な感じ。これを波形で読むわけだが、テーマトレンドをしっかり確認できないと、「ダイバー(潜る)」なのか「ただのアップトレンド」なのかわからないのでリバースダイバーもつかめない。ちなみにダイバージェンスのことではない。

以上!

”光の速さ”以外は、すべて相対的らしい。

一番好きなアイドルももっと好きな人が出来れば変わるだろうし、一番安い価格で物を買って喜んでももっと安い店があったらがっかりする。まぁ、音楽だったり、家族だったりはその限りでないかなとは僕は思うが、たしかに大抵は比較があって成り立つよね。


お金の価値についてもそうで、僕はFXをはじめたときに月に何万か稼げたらいいなと思っていたけど一日に10万稼いだ時には既に月に100万いけるって感覚になっていた。たぶん1週間で1億稼げたら10億を目指す。世界の莫大な資産化が未だに歩みを辞めないように、お金なんかは特に相対性が強い。


FXでお金を追っていってもそこには何もなくて、勝っても負けても、どっちでもそれだけじゃ何も残らないと思う。だからこそ、トレードはもちろん楽しいけど、相対的じゃない何かを追った方が絶対に楽しいハズ。目標はいくらとか、FXにのめり込みすぎずにいきたいですね。そんなこともあって、異世界アラートやオートメーションのような時短手段を中心に時間をかけないトレードを構築しています。

「次に読みたい」

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事