【環境の目線】急な動き×参加者の戦略

いつもありがとうございます、はるのです!

偉そうにブログなんぞ書いていますが、まだまだ現在FX歴1年半ちょっと、利益はトータルで千万円台後半のまだ億ってもいないひよっ子でございますが、そんな僕がはじめて溶かした時、忘れもしない2019年の6月下旬の「FOMC」でした。

どんどん落ちていくドル円に「そろそろ反発するっしょ!」「ストキャスとかRCIが下限にきてる!」「ボリンジャーバンドσ-3にタッチしてる!」と、無限ナンピン篇に突入して、ビギナーズラックで増やした100万円を一瞬で溶かしました。(今となっては笑える根拠。笑)


今回の記事では、度々訪れる「重要指標」で大きく動いた時の立ち回りについて、部分的に解説を書きます。

ビギナーズラック中は「有料note」とか「有料サロン」を作ることばっか考えてましたね。逆に考えれば、FXでそういうものを作ろうとしてるときはビギナーズラック中ということなのかもしれませんね。

空気を読む。

プライベートでは空気が読めない/デリカシーが無いと度々言われる僕がいうのもあれだが、それでも読めるように努力はしてる。相場においても、チャートの向こう側は人間なもので、空気を読む必要はある気がする。


では、相場(の空気)を読むとはどういうことかと言えば、

この赤い推移を見たら、「何かがあった」ということを読み取れるのではないだろうか。

例えば5分足で見ているなら、マーケットが変わって海外勢が多く参加する夕方以降になれば出来高も増えるので「小さい目で見れば参加者の増加」をわかったり。

1時間足で見ているなら、「何か大型の指標か、政治経済災害に何かあったに違いない。」と読み取れるだろう。

とにかく、何かがあったかもしれないなら、それが何なのかをまず調べる。

「織り込み済み」の戦略

例えば、事前の指標やテクニカル状態で大方内容がわかる「米雇用統計」を例にします。


すでにわかっている=チャートに織り込まれているなら「今の価格帯=本質的な価格」なわけで、雇用統計の発表があって想定内ならほとんど差が出ないはず。

しかし、実際は発表されないとわからないので、発表された瞬間にトレーダーの売買が増えれば「相場は荒れる」。


「利確利確利確!」
「損切り損切り損切り!」
「ナンピンナンピンナンピン!」
という声が、チャートに出て、元の価格帯へ戻っていく。(想定内が想定外であるというパターンもあると思うが)


だから結構雇用統計は、時間がかかった後全戻し(見る時間によっては窓埋め)すると言われていたり。もちろん全戻しを無意味に狙うのはただのギャンブルなので、、まぁ異世界勉強会の方々はそんなことしないと思いますが!!!!

「織り込み済みじゃない」戦略

次に、金利や政策など、今後を決定するようなFOMCをはじめとした「織り込み済みじゃないかもしれない」指標なら、それは今後の方向感に関わる。つまり、テーマのある”テーマトレンド”を生みやすい。

そうした場合には、


こんな感じで、波のないテーマトレンドを生む。チャートを見れば「誰だどう見ても上に行く力が強い」わけで。

昔のFOMCで溶かしたはるのはこんな時に逆張りを考えていました。(当時は暴落中のロング。100万証拠金で20ロットとか張ってたw)

そして「逆張りバイアス盛り盛り」になっていると垂れ始めてきたら「ンホォ♂ 下げが始まったな!!!」と思うわけです。

しかし、これ、今冷静に思ったら、大口投資家がショートをぶち込んでいるようには見えない。



よーーく見ると、、


このチャートをしっかり当てて押し上げてきた大口さんたちが利確(手離れ)しただけで、本格的な下げの始まりの認定には想定ならないと思うんです。

もちろんフィボナッチなどのツールを指標前から当ててたとしても、完全に「織り込み済みじゃない」レベルの情報が相場に入ってきたなら波動は別物になるので


逆張りバイアスを貫通して進行する。


いかに優秀な商材やサロンを駆使しても上がっているのに、下がってくる予想を立てる時点で、初心者もいいところ。この場合の優位性は、波動そのものから紐解く「織り込み済みまでの道のり」である。


改めて、ストキャスが~RSIが~ボリンジャーバンドが~パターンが~プライスアクションが~といくら言っても、「その時の状況次第」であることがわかりますね。(ちなみに僕はこういうときに#ドル円をつけてツイートすることでフォロワーを増やしましたw)


普段から担がれたことが無ければ、担がれたら「相当しんどい」。でも、毎回担がれてたら「まぁ待つか。」となる。これは”担がれることが自分に織り込まれた”のでなる。的な。


こんな時に異世界アラートが反対方向に来たなら、すごくカンタンで、「回避優勢アラート」である。Dルート(追撃)は、織り込み済みじゃない場合は、かなり慎重に行きたい。

「逆転の波」

フェイラー、及びダブルトップ/トリプルトップ/ヘッドアンドショルダー、及び放物線はほぼ同義のように見える。

***

フェイラーについての詳細はまた別の記事にて解説します(フェイラー自体は有名な相場の事象なので気になる方はググってください)が、「織り込み済みじゃない」トレンドが”落ち着いたかもしれない”場所をジャッジする手段はある。

(ちゃちゃっとパワポで作ったので放物線全然描けてないけど..涙)

例えば、ボールを投げたとして、いろんな抵抗はあれど、基本的には何かに当たらない限り「唐突に直角落下すること」はないはず。

チャートも同じように「織り込み済みだったものに収束する」「新しい指標/政治経済の情報」とかがない限り直角で動くことは無く、常に波打っている。


であるならば、この「放物運動」で考えてみると、、


こうして波が出てくると、平均も追いつき流れも平行になる。

この時、超上位足に対しての調整期間になることが多く、中期的にはレンジと呼ばれること状態になりがち。実際に前の何らかの指標時に一気に上がった後のチャートで確認すると...

↑こんな感じ。(チャートは異世界セット/ドル円/いるかホテルチャネル)


↓※勉強会の猛者にはこんなことも見えるかも

と、いうわけで「大きく動いたら」まずしっかり調べる。そして、いきなり逆張りをせず、「大きな動きの後の反転は基本波が出てから」としていくと、アノマリーに飲まれるロスカットは一気に減るんじゃないでしょうか。

以上!

僕自身、パターンを見つけてトレードを組み立てることはしないのだけれど、

先人たちは、もしかしたら、こうやって反転を波で判断する部分をパターンとして伝えたかったのかもしれませんね。こういう時の頭を結べば、フェイラーやダブル/トリプルトップ、ヘッド&ショルダーに見える場面も多くあります。

放物線で紹介したように「何か無ければ急激に上がったのならそのまま直角に落ちることは無い」、裏を返せば、もう何度か天辺を試す=パターンと呼べるのかもしれませんね。もしそうなら、下位足でパターンを見つけることほど意味がないものはないっすね!


そんな感じで今回は「いきなり大きな動きがあった後」に後出しじゃんけんできるように考察できるようなフレームワークでした!

勉強会の方々は、こういう「織り込み済みじゃないもの」が来た場合、”戻ってくるだろう”みたいな考えは安易に持たないように!波が出てから、考えることにして、別の相関していない通貨へGO!!!

ポイント

① 織り込み済みか、織り込み済みじゃないかを考える。
② 織り込み済みじゃないなら回避。
③ その後、逆張り(Cルート/リバースD)をするなら波が出てから。

おまけ!

この記事を投稿した時、FOMC後で気配を感じたので「警告」としての意味を含めてこの記事をアップしました。(勉強会ではそんな話もしましたが)

その翌日に、この記事通りうねりを上げてドル円が上がり、ツイッター上でも話題になりました。

これは「ほれ~~~~俺の言ったこと当たったっしょ~~~」ってことではなく、ちゃんと事象を把握してチャートを一つの時間軸で見ていた結果、こういう空気を察知できることもあります。


有名なYouTuberやトレーダーが昨年末100円まで落ちるとか抜かしてたから、チェックしに行ったけど、みんな目線がいつの間にか105円になってて草生えました。まじでどうしよもねーやつらばっかだな。。笑

どうせこのあと100円に行くことがあったら「去年から予想してた!」って言いだすのは必須。悪いけど、FXはレバレッジがあるんだから”いつか”じゃダメ。103円でショート打った人が105円まで耐えられる人は少ない。本当に他人の予想とか、マジで気を付けていきましょうね。





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