質問ぶっちぎり1位の「〇〇」について

いつもありがとうございます、はるのです!

今回は、僕宛に届く質問の中から「ダントツで1番多いアレ」について書いていきます。あくまで僕は経済学も相場知見も素人ですので、あくまで参考までに。

質問はLINEか、匿名質問箱で承っています!気まぐれで返答しています。

質問数、ぶっちぎり一位の”アレ”

勉強会の人も、そうじゃない人もLINEや匿名質問箱でたまにご質問をいただきます。どっちで連絡してくださってもいいんですが、LINEであれば直接やり取りで返答できるので具体的に聞きたい方であればLINEのほうがいいと思います。

さて、その中で一番多いのが「毎回必ず行う分析はありますか?」「必ずFEを使っていますか?」という質問。2つになっちゃったけど、”毎回”と”FE”について聞かれることがぶっちぎり多いんですよね。

回答

FEについては、ぶっちゃけほぼ使ってません。毎回行う分析は、「VIXの確認」と「ワイドモニターで作った相関セットを軽く見る」と「MAといるかホテルを軽く見る」くらいですが、これは全体の1割くらいで、あとはその時の相場がなんで動いているかによります。

相場に傾向はあっても規則性はないので、自分のトレードにも規則をなるべくつくらないことがポイントだと思っています。

以上!

これで以上なんだけど、ではなんで勉強会では色々多くのタスクがあるなかで「FEを引いておくといい」的なことを言うのかを改めて解説します。(まぁマニュアルでもこれでトレードしちゃアカンよって書いてるんだけどね。)

「FEを引く目的」

試して、トレードして手法作って、最終的に全額溶かす人が居ると思うんで先に断っておきますが、「フィボナッチツール」は別に奥深いわけでもないし、研究してもなんも出てこないですからね。ただし、究極に「それっぽく見える」ので、RCIやラインに並んで初心者ホイホイです。試しに使ってみたいという方は沼る可能性があるからやめといたほうがいいですよ。ちなみに勉強会では、カスタムしたFEを、ある条件だけで使っているので、通常の使い方とは全く異なりますのでご注意ください。

では、なぜ勉強会ではこれを引かせることをおすすめしているのか、なぜ僕がもう使っていないのかを書いていきます。

「目的」

FEに限らずよく最初の波、というワードを出しています。最初の波を見る理由こそ、最も大事なことがつまっているんです。その目的は「買った人が売ったか」「売った人が買ったか」を観測することです。これマジ重要です。最終的にテーマトレンドにもつながりますので。

「最初の波」

例えば、上記の様なチャートがあったとします。当然ながら相場は売買で動きますので大きく上がっているなら、「たくさん買われた」わけです。※この波形より手前の部分は一旦なしで。

では次に、その後下がっている所については「利確した」もしくは「新規で売られた」わけです。つまり、何が言いたいかと言えば「たくさん買った人は、まだ全然利確できていない」ということですよね。

わかりやすく言えば「買った人が全部利確したら、その分下がるはず」なので。

「買った人」は売ったのか?

では、改めて最初の図に戻るのだが、これは「買った人は売ったか」と言われればまだチャートに建玉があるのではと仮定できると思います。

この「波動」を観測するのが、確定した相場から優位性を引き出す絶大のヒントになると考えます。言い換えれば、これが出来高みたいなものでもありますね。

この波動を紐解いた定義したひとつが「テーマトレンド」

勉強会のマスターピースである「テーマトレンド」も、わざわざ名付ける前は、この波動の状態の一つとして無意識的に僕は見ていました。

もう見えましたか?買いにたいして売りが全然追いついていない。これは明確に「買った人が利確する間もなく、買い足され、小刻みな利確や損切りを吸収して、いくところまでいく」波動に見えませんか? その後、テーマトレンドの終わりを定義するためにパラボラという状態も定義づけました。

こういう波形から建玉や波動の強さを考えるために「最初の波動」を見ます。最近のテーマトレンドも載せておきますが、なんとなくわかりました??

必ずしも買われた分下がる、売られた分下がるわけではないですが、こうした相場のエネルギーをしっかり見ておくと相場環境が良く見えてきますね。

なぜFRではなく、FEなのか。

繰り返しますが、フィボナッチは「キングオブそれっぽく見えるツール」ですが、これでは勝てません。

で、なんで「リトレースメントじゃないのか」と言えば、「負けトレーダーのフィボナッチリトレースメント」の引き方に問題があると思っているので。

リトレースメントを指定したらこうやって、波全体に引いて、押し目を探す(死語)みたいなことをやりかねないので、これじゃダメなんです。だから、FEを指定しているだけで、まぁぶっちゃけギャンとか色々あるから、最初の波動を見る癖を付けれるなら「なんでもいい」わけです。

いずれにせよ、フィボナッチに当てはまっても、実際は思うようにチャートは動きません。FE使って勝てそうって思っちゃったらまだ初心者未満ですね。もちろん、無駄とは思いませんので、”補助”としてならいいと思います。これまで勉強会でこれを異世界アラートと組み合わせて「勝てる」って思って勉強会辞めた人はほぼ100%溶かして再加入の連絡をしてきていますので参考までに。もちろん再加入は許可していません。

だから「使っていない」

僕がFEを使っていない、と言ったのも「もう目測でFEと同じことが出来るから引くまでもない」という意味です。最初の波動は無意識化でチェックしています。それが流れやテーマトレンドとも紐づいていますので。

なんであっても引いて見て満足してるとトレードは成立しないと思います。RCIだって陰線陽線の割合なので、目測で出来ますし、ぶっちゃけ使わなくても同様の感覚を身に着ければればいいものも、あるってことですね。基本的にツールやパターンやインジケーターは、分析根拠でもなんでもなく「見て安心して分析した気分になれるもの」でしかないと思うので。

以上!

こんな感じで、少ないときはVIXしか見てないとかもザラです。色んなことたくさんやって、分析精度が上がることは実際ないので、本質だけ握っていれば、あとは必要なところだけでいいと思います。慣れていない人はシンプルに情報を絞っていけるといいかもしれませんね。

まぁ、本当に騙されないようにね。ポンドとかゴールドみたいな値動きの多いものは、当然フィボナッチやラインにも接触する機会が多いので「効いてるように見えるミスディレクション」が発生しやすいので、逆にポンドゴールドのような高ボラ通貨に絞っている人は、他の通貨じゃ説明できないってだけで、大負けを隠しているだけの人が多いので。だいたいロット低かった利確していたり、詐欺師撲滅とか呪文唱えだして自分のトレードは載せずに目線やポエムばっかりとか。ま、僕はそれで本人が楽しいならいいと思うんですけどね。笑

おまけ

「いるかホテルチャネル」というインジケーター名は、村上春樹氏の著書から引用していますが、”いるか”部分についてはダブルミーニングで

→なんで動いているかをちゃんと把握する!
→なんで動いているか
いるか
→(せや!村上春樹の小説の中の..)いるかホテル!

という流れで名付けました。

以上、素人の戯言でした!

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