いつもありがとうございます、はるのです!
FXトレードにはテキトーさも結構重要な気がしていて、今回の記事ではそのあたりを書いてみました。
めっちゃ適当な記事っす!押忍!
てるてる坊主
照る照る坊主とは、日本の風習の一つで、翌日の晴天を願い白い布や紙で作った人形を軒先に吊るすもの。江戸時代の頃からあるとされる。僕も子供のころ遠足の前の日によく作っていました。
さて、この”てるてる坊主”は、翌日の晴れを願っても、言ってしまえば「人形を吊るすだけ」。しかし、まぁ人間単純なものでこうした願掛けが当たると「てるてる坊主のおかげで晴れたやんけ!!!!」となる。
でも雨予報のないときや、別に翌日予定のないときに、てるてる坊主を吊るすことはない。
つまり「翌日に晴れてほしいという感情(願望)と、翌日雨かもしれないという感情(不安)」が揃って、はじめててるてる坊主に頼る要件になる。
ここで天気予報の話になるが、結構台風の予報も外れるし、雨の予報も外れる。ということで、「てるてる坊主を吊るした時に天気予報が外れてなんだかんだ晴れることがある。」これがてるてる坊主と天気の因果関係である。
そりゃこんだけポピュラーな風習だったら、みんなやってれば、そりゃ”効くとき”はある。笑
吊るしたてるてる坊主が水分を吸収し~~~~~みたいな合理的な因果関係があるわけではなく、単に雨降りそうなときに吊るして、結果晴れた、だけのこと。途中から晴れたとしても「てるてる坊主のおかげ!!」になるからめちゃくちゃ都合良いマンですね。
FXの場合
例えば1時間足の手法があったとして、追加で5分足を見てタイミングよく勝てたとする。
これ、勝てたときに5分足を見ていたという過去の過程だけが因果関係であって、5分足の通りにチャートが規則的に動いているのではないのなら、てるてる坊主と同じ【願望への不安感の払しょく】でしかなく、非合理的ではないだろうか。
「いやいや5分足結構効くねん!相性良いねん!」って人は、じゃあ最初からそれだけやればいいんじゃないかと思うわけで。まぁ5分足だけ見て本当に勝っている人探して、そこら中にいないなら無理だと悟るべきで。笑
つまるところ「結局それ負けてんじゃん。」ってこと。為替相場は、著名人が運だけというくらい最高難易度のもの。勝ってる人は、およそ東大に合格する以上の倍率であったりする。その中で、理論的に立ち回らなくてはいけないハズなのに、「不安と願望を結びつけて非合理性から目を背ける」人が非常に多い気がする。
結果的に、勝てる手法のルーティンだけが生き延びる方法なのに、そうした安心感を得るためにそれっぽく見えるものにすがるなら、FXはあきらめた方がいいと思うんですよね。っていう風に書いたりすると”それでも俺はあきらめねぇ!”民になってしまう人は特に危険だと思っています。
たまたまで得たって、たまたまが起きなければ全部溶かすので、現金もポイントでもなんでも大事に目先の利益ではなく、今後を合理的に考えた方がいいと思います。てるてる坊主のような願掛けだけのものを手法としないようにしたいですね!
努力家が「理解しよう」とすると「損」をする。
為替相場でもそうじゃなくても、”たった一つの物事”だけで動いているわけではなく、無数にあるものの中に何かが加わったりなくなったりしてバランスが変わる。揺れただけなら元通り、バランスが変わったなら均衡になるまで移動する。
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「ラスボスを倒したら世界平和」みたいな単一原因思考は危険。しかし、努力家は「答え」を探そうとするので、その原因をたどっていくと、結果的にラスボス探しになる。
よく考えてほしいのだけど、「どうしてもわからないもの」はあるので、マジでわからないものはどうしてもわからなかったりする。水戸黄門のような成敗してハッピーエンドとかでは無い。
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努力家は何らかの手段で答えを導いてしまおうとする。いまFXで苦戦しているあなたは、手法やアナリストの見解で「相場を理解しよう」としていないだろうか?
わからないものをわからないと受け入れることができないと、自分で見つけた自分だけの最適解を答えとするので、結果間違ったものに流される。
その過程では「正解探し」になるわけだが、「正解探しとは、これだと決めた正解に紐づく証拠を探す行為」なので、間違った部分は目に入らず、都合のいいことが見つかると、それを元に自分の思った正解を正解として理解したがる欲求が満たされる。
さっきの「てるてる坊主」でも同様に、どう考えても合理的ではないのに「てるてる坊主を吊るして晴れたら、サンキューテルテル」になるよね!
以上!
FXで必ず勝つなら、不正かシステムの欠陥を突くか、相場操縦をするしかない。
が、基本みんなそれができない。
だとすれば、トータルで勝てるようにするしかない。つまりプラスで決済を終えるために検証なんてしてても、その検証が相場を動かさない限り意味がないなら、極めてシンプルに敗因を減らすしかない。
Dルート、つまり追撃である順張り方向は失敗すると危険なので基本入らない。だから以下のツイートも予想はできてもエントリーはしてない。
— はるのゆき@FXと株 (@y_fractal) February 4, 2021
"回避局面のアラート"なので他の通貨を狙うから負けてない。ただそれを繰り返すルーティン☺️ #ドル円https://t.co/883vXtuFMZhttps://t.co/yb0liZg9Wg https://t.co/T2jhULMo1n
僕は結構ガチな不真面目なやつなので、わからないときは、めんどくさいのでやらない主義です。
もちろん相場を理解したこともないし、理解できるとも思ってないけど、それでも複合的な場面にルーティンが含まれる”部分的にわかるやつ”のときだけ、ちょっとだけ遊ぶ。まぁ、1円も減らす気は無いから、ロスカとかストップロスが不要になるようには考え抜くけども。(だから損切りしないとかではない)
別に異世界アラートと勉強会が特別なわけではないから、極論何でもいいけど、これだと決めたものに出会えたら、極めてありえない勝率70%手法があったとしても1000回やったら300回くらいは負けるので、それをしっかり繰り返せるといいですね。
そこに「てるてる坊主」のような、願掛けを入れないようにするだけで、少しでも負けにくくなるのではないでしょうか!理解できないことは、理解できないと投げ捨てることも時に大事な気がしてます。