マルチタイム分析をする前に【下位足の必要性】

春野ゆき(y_fractal)です!

今回は、僕にとってのマルチタイム分析における下位足の定義について書こうと思います。説明上具体例として異世界アラートを出しますが、利用されている方には使用上のヒントに、利用されていない方にもトレードにおける参考になれば幸いです。

けっこうゆるめの主観記事なので、ブログ的な感じでぜひ。

某投資界隈の親友E氏とさっき電話で話して、まだこれについて書いたことなかったのを思い出して書いています。

トレーダー用のツールであること。

異世界アラートは、トレーダー用のツールです。各所に書いている通り、聖杯でもないし、精度なる概念もなく、バイアス外しを目的とした勉強というか気づきのツール的なものです。


プログラムで集計しているのは、もちろんMT4を介した相場そのものです。ニアイコールだったりもしますが、例えばニュースサイトからニュースを仕入れたりとか、そういう”数値的以外のもの”は当然入っていません。

そういう仕組みなものでトレーダー用、つまり投資家さん向けのものではありません。この考えが結構重要でして、今回その観点より「マルチタイム分析」についてちょっとした主観記事を書こうと思います。参考程度にご覧ください。

全く違う。

これが結構大事だと思うんですが、投資家さんとトレーダーは明確に違います。(主観だけどね)

投資家さんは、企業とか何でもいいので価値を買いますね。

もちろん様々な投資があると思いますが、こうしたチャートを介した株などは主に投資期間としてはその日~何十年ということもあると思います。これはIRや財務など、様々な分析をして、”未来の価値”を買っています。つまり、チャートがガクッと下がっていったとしても、「今後伸びる」ならそれでいい場合もあると思います。

一方トレーダーは、価格(流れ、波動、波形、優位性など)を買います。

もちろんこれもIRや財務、同業者の比較、出来高、、などの情報を駆使する方もいますが、本質的に「ずーっと未来でどうなるかというよりも、これからどうなるか」を買っています。なので、チャートがガクッと下がることが嫌ですよね。とりあえず買ったほうに動けばいいのがトレーダー脳。ちなみにスイングトレードの方はちょっと投資寄りの脳という感じでしょうか。


未来とこれから。投資とトレード。

もちろんツッコミどころがあるのはわかるし、語弊があるのもわかるけど、とにかく僕には全く別物と定義したうえで、自分はトレーダー脳だと思います。そうしたときに、異世界アラートは今後どうなるか予見する機能ではなく、確定した過去から”いまがどうなっていくか”を考えるきっかけとしてのみ使えます。

利確を”買う”のみで、あとは欲。

トレーダーは価値ではなく、相場で得をする「利確」を買っています。

表現は様々だと思いますが、例えば1000pips取るのと1億円の利確だったら、ほとんどの人が後者だと思います。つまり値幅とかpipsとか手法とか勝率とか、一旦抜きに「儲け」ですよね。

結局プラスで終えればそれでいいわけで、エントリーポジションが悪くて担がれてから戻ってきて「わかってたのに...ちゃんと待ってから買っていればもっと稼げた...」と思うのは、後付けの欲の部分。


ということはプラスで終えればいい=トレーダーが目指す部分ですね(あたり前すぎる記事でごめんなさい


ということは、

買って(ロング/ショート)、プラスで利確する。これだけでいいなら、その中間でめっちゃ下がっても、結果でみればどうでもいいことになりますよね? 

ってことは極論、その間にある「建値撤退、ストップロス、マイナス10万円になったら損切り、ここまで戻ってきたらとりあえず切っちゃう、ロスカットなど」ってすべて無駄=損だと思うんです。


損切りとは得を取るための行為ですので。もちろん別軸でリスクリワード対比でトータルプラスを取っていくなど、ほかに戦略はあれど、結果論、戻るなら無駄っちゃ無駄なんです。

とはいえ、戻らないから全損してしまうし、結果切っといてよかったこともあるでしょうし。リアルタイムで判別できることはもちろんない。

まぁ、そんなこと書きたいんじゃなくてね。

だったら、その損自体を減らす努力を考えてみましょうってことで、一例で異世界アラートの秘密を書きます。別にアラートがいいとかではなく、この考えを取り入れていただければ損は減るんじゃないかなと思う次第です。

正確性。

異世界アラートとは、僕が見ている相場部分(フラクタルゾーンと呼んでいるだけ)を通知化したものです。時に精度が高いとか言ってもらえるのだけど、それ自体はたまたまです。精度というものがあるなら年間通してみればたいしてあてにならないと思います。

ただ、「正確性」に関してはバッチリです。これは自信があるというか、これだけが売りですね。例外なく節目で鳴っている。もちろん、結果的に宝くじで当たったようなもので、僕がすごいわけじゃなくたまたま作ったものが正確にはまったというだけなんですが、

この正確性はホントに重宝していて、使っている人ならわかると思うんですが、指標とかで、一気に相場が動いても基本反応しないんです。

インジケーターで作ったアラートとかその辺のサインツール、類似のアラートを作られた人も突発的な動きは算出する計算の数値外になるのでほぼ回避できない。暴落や急騰でも異世界アラートが反応したときは、節目に対して正確性はある。

そもそも。

そもそも、価格って証券会社によって出してる価格が違うので、ローソク足もそれぞれ変わってきます。だからダウ理論が成立する人しない人が分かれたり、水平線が人によってまちまちだったり、フィボナッチもパターンもずれてくるわけで。


とりあえずそんな理論や手法をあーだこーだいうのはどうでもよくて、

まずは1円でも勝ちゃいいとおもうんス。

少なくとも実体験では何千万か持ってても、生活は変わらないですし、変わったとしてもソシャゲの課金が気軽にできるくらいです(超主観)。僕はまだ億ってないのでわかりませんが、1億稼いでも10億稼いでも欲しいもの買えるくらいで、買いきった後はそんなに根本は変わらない気がします。人にとっては1万稼げて満足のひとも居ると思うので、根本的にはないものねだりの欲でしょう。

閑話休題。では、いきます。







プラスで終えるだけなら、小さい時間足って必要なんですかね?





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